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ゆっくり水攻め 水が出ない。 幻想卿の外から来たというポンプを買って一週間。 勝手に水を汲んで水を運んでくれる便利なものを買って、とても満足していたがまさかこれほど早く壊れるとは。 決して安い買い物ではなかったそれをどうにかできないかとポンプのある場所にやってきた。 ポンプ置き場に着くと奇妙なことにポンプのスイッチが入ってなかった。 妖怪には見えないようにお札を貼っていたし、押さないようにと注意書きもあった。子供はここまで遊びに来ないはず・・・ そんなことを考えながら他に壊れていそうなところはないかと確認していくと、機械の裏側ですやすやと寝息をたてているゆっくりを見つけた。 こいつがスイッチを押したのだろうか? 起こさないことにはこの疑問は晴れないのでゆっくりにデコピンをかます。 「ゆぐっ!」 まだ子供なのかとても軽く、デコピン一発で機械にぶつかり、「ぶべっ!」とずるずる落ちてきた。 回復する前に両手で捕まえ、ここで何しているのか聞く。 「ゆっくりあそんでたよ!」 ここでどうやって遊んでたんだい? 「ここでとぶとね、ぴかぴかするんだよ!」 とポンプの電源スイッチの上で飛び跳ねていた。ぴかぴかとは電源が入ったことを伝えるランプのことだ。 納得がいった自分は片手でゆっくりを抑えながらデコピンをする。 ここはおじさんのものなんだ。勝手に遊んじゃだめだよ。これは消えると困るんだ。わかったかな?かな? 一文ごとに一発デコピンをかます。食らうごとに痛い痛いと叫ぶ子ゆっくり。 耐え切れなくなったのか。 「ゆっくりはなしてね!これじゃゆっくりできないよ!」 「もうやだ!おうちかえる!」 と、泣き始めた。 とりあえずポンプが故障したわけでは無さそうだが動くか確認がしたい。 さっきこいつは巣があると言っていたのでそこで試そうと、巣を教えてくれれば助けてあげるよと聞いてみる。 野生のゆっくりは警戒心が強いが子ゆっくりなら大丈夫だろう。 すぐに、 「ゆ!ゆっくりおしえるからたすけてね!」 と、笑顔になって案内してくれるのを笑いながらゆっくりにおしえてもらい、巣を見つける。 その巣は木の根元にある穴で草や枯葉で巧妙に隠していたので教えて貰わないと分からなかったかもしれない。 畑や人の家に上がりこむゆっくりは大抵昔飼われていたり、加工場から逃げた奴である。 本当の野生のゆっくりは人にめったに近づかず、このように巣を作って過ごす。 「おしえたからゆっくりはなしてね!」 「いえでゆっくりするからどっかいってね!」 いまだ腕に掴まれたゆっくりが急かすので約束どおりはなしてやる。 れいむはぴょんぴょんと飛び跳ね巣に近づいていく。巣に近づくと先ほどの声に気づいたのか中からもう一匹のれいむが顔を出す。 「「ゆっくりしていってね!!」」 仲良く頬をすり合わせ中に入っていく。どうやら自分のことはもう忘れたらしい。野生で知能があるといっても所詮はゆっくりである。 ゆっくりどもが中に完全に入ったのを確認した後穴に近づき聞き耳を立てる。 「ゆっくりしすぎだよ!おかあさんしんぱいしたんだからね!」 「みんなしんぱいしたんだよ!」「おねーちゃんゆっくりしすぎー!」 「ゆっ!ゆっ!」 どうやら母れいむ一匹と子ゆっくりが3匹、赤ちゃんゆっくりが一匹と普通のゆっくりれいむ一家のようだ。 帰ってこない子ゆっくりを心配していたのか聞き耳を立てるまでもなかった。 子ゆっくりは包み隠さず正直に話した。 「ゆゆ!ゆっくりしすぎてないよ!にんげんにつかまってゆっくりできなかったんだよ!」 「に、にんげん!」 子ゆっくりの発言に母ゆっくりの態度が変わる。 「ゆっくりにげれたんだね!こわかったね!」 「もうあんしんだからね!すはみつからないよ!」 母ゆっくりはにんげんの怖さを知っているのだろう。巣にいれば気づかれず安全と子ゆっくりに言い聞かせる。 しかし、子ゆっくりが言った次の言葉に自分がいままで人間の怖さを教えてなかったのを悔やんだ。 「すをおしえたらたすけてくれるっていったからいったらたすけてもらったよ!こわかったー!」 「「ナ、ナンダッtt-!」」「ゆー!」 この声は子れいむと赤ちゃんゆっくりだろう、人間を見たことない子供達は未知のものに興味をもったらしい。 しかし、怖さを知っている母ゆっくりはさぞかし子供の発言に驚いたのだろう、 「どお゜じでぞん゜な゜ごどずる゜の゜ー!」 と、外に丸聞こえな叫び声を上げた。 「ゆぐっ!」 この声からするに子れいむを突き飛ばしたのだろう。ゆっくりのすすり泣く声が聞こえる。 と、巣から這い出てくる気配がするので巣目の前に移動する。 母ゆっくりが人間が来てないか確認しにきたのだろう。もぞもぞと巣の入り口のものが取り除かれていく。 自分はわくわくしながらゆっくりが顔を出すのを待った。 「ゆ、ゆ、ゆっくりー!!」 まさか巣の目の前に人間がいるとは思ってなかったらしく、驚き叫ぶ母ゆっくり。決して怖い顔だったからではない。 そこで捕まえてもよかったが、今回は見逃してやる。 「そこでゆっくりしててね!」 急いで巣の中に戻る母ゆっくり。ここにいるとゆっくり出来ないのではないかという疑問を抱きながらまた聞き耳を立てる。 「おかーさんどうしたの!」 「そとににんげんがいたの?」 「おがーさんごめ゜ん゙な゜ざい゜~!」 「ゆゆー!」 母ゆっくりの叫び声を子供達は怯えながら戻ってきた母を心配しているのだろう。殴られたゆっくりと赤ちゃんゆっくりはどう思ってるか知らないが。 「そとはあぶないからいっちゃだめだよ!」 「にんげんがいるんでしょ?みたいみたい!」 「だめだよ!にんげんはとってもこわいんだよ!たべられちゃうよ!」 「ゆゆゆゆ!たべられちゃうのい゜や゜だー!」 「おねーちゃんどうしておしえたの゛ー!」 「ご、ごめ゙ん゙な゙ざい゙ー!」 「ゆー!ゆー!」 「だいじょうぶだよ!ここはあんぜんだからね!しずかにしてたらどこかにいくよ!」 よく聞こえる声だ。もっと聞いていたかったがあまり時間をかけるのも面倒なのでゆっくりと遊ぶための準備をしていく。 まずゆっくり共の巣の入り口に土で壁を作る。これからすることから逃げれないようしっかりと固めておく。 準備が終わるとポンプの場所に向かう。ゆっくりは水が苦手にもかかわらず、飲み水のために水場の近くに巣を作るのでホースが届かなくなることはなかった。 そしてポンプの電源を入れる。後はホースのスイッチを押せば水がすぐに出るだろう。 ポンプ掃除用に置いてあった桶にも水を汲み持っていくことにする。 途中で逃げないように声を出してゆっくりが逃げないようにするのも忘れない。声をかけるたび 「こわいよー!」 「ゆっくりどっかいってね!」という子ゆっくりの声と 「だいじょうぶだからね!だからしずかにしてね!」 という声が聞こえた。母ゆっくりの声が少し聞き取り難かったが、それでもいることは確認できた。 必要な分の水を準備し終わり、最後の締めをしようと巣に近づくと、母ゆっくりの声が聞き取り難い理由が分かった。 穴を掘っているのだ。 どうやら別の出口を作りそこから逃げ出そうというのだろう。畑で捕まえたゆっくりはただ震えていただけだったし、子ゆっくりが馬鹿だったので油断していた。 もう少しくるのが遅かったら逃げられていただろう、冷や汗をかきながら少し計画を変更、すぐさま新しい出口になるだろうポイントを探す。 母ゆっくりの姿が見えないので難しいと思っていたが、少し藪を掻き分けたらすぐに見つかった。 ある場所に生えている植物が倒れかけている。どうやら植物の根を食べているのだろう。 しばらくすると「ゆっ!」という声とともに小さな穴が開いた。すぐに穴が広がってゆっくりが通れるほどになるだろう。 自分は急いでホースと桶ををその穴の近くに移動させる。 先ほどのポイントに戻るともう母ゆっくりは穴から出ていた。子ゆっくりたちを外に出せばもう安全だと思ってるのか顔が笑顔だ。 「ここからでればたすかるからね!でてゆっくりしようね!」 「あのにんげんがばかでたすかったね!」 「れいむをだますわるいやつだったね!」 「あのままいりぐちでゆっくりしてるといいよ!」 「ゆっゆっゆー!」 完全に人間から逃げおおせたと思っている。そんなに大きい声をあげたら気づかれるとは思わないのだろうか。 とにかく気づかれないのは好都合なのでそろりそろり母ゆっくりの後ろに水を張った桶を持って回り込む。 母ゆっくりは子供達が出れるように蔦を口に咥えて穴を覗き込んでいて自分が後ろにいることに気づかない。 蔦を口に含み穴を覗き込んだ母ゆっくりの後ろで水を汲んだ桶を持って立つと言う他人が見たら奇妙に思う格好で待っていると 「まずはあかちゃんからだよ!」 「おねーちゃんたちはあとからでるからね!」 「さきにゆっくりしててね!」 「ゆっ!」 姉妹愛かまず赤ちゃんゆっくりが出てくるらしい。母ゆっくりが蔦を引っ張ると少しずつ赤ちゃんゆっくりのかわいらしい顔が見えてくる。 久しぶりの日差しに目が慣れていないのか目をパチパチさせながら、 「「ゆ~♪」」 と母子が言ったのと、自分が桶の水を流し込んだのは同時だった。 「ゆ゙ー!!」 「あ゙あ゙あ゙あ゙ー!!!」 赤ちゃんゆっくりが桶から勢いよく流れた水に流され穴に戻されていく。 すぐ下で次に蔦が降りてくるのを待っていた子ゆっくりたちも赤ちゃんゆっくりとともに流れてきた水に驚き急いで穴を戻っていく。 「「「い゙や゛ー!み゙ずごわ゙い゙ー!!」」」 心地よい悲鳴を上げながら水から逃げ切ったのだろう息を切らした音が聞こえる。 赤ちゃんゆっくりは直撃を受け、皮をぶよんぶよんにして地面にへばりついている。まだ餡子が流れず、息があるのか、 「ゆ゜っ!・・・ゆ゙っ!・・・」 とピクピク震えていた。 もう少しどうなったのか確認しようとすると足に軽い衝撃。どうやら母ゆっくりが体当たりしてきたようだ 「どお゙じでごん゙な゙ごどずる゙の゙ー!!」 おお怒りゲージMAXなのか顔が紅白饅頭の赤い方みたいだ。うるさいので穴をのぞけるように調整して踏みつける。 「ゆぎゅっ!」とか言うが気にしない。餡子が出ない程度に踏みつける。 時間をくったので穴の中では水でふやけた赤ちゃんゆっくりを子ゆっくりたちがゆっくりと乾いた地面へ運んでいるところだった。 「ゆっくりげんきだしてね!」 「すぐにかわくからじっとしててね!」 「ゆっ・・・」 「それまでおねえちゃんがまもってあげるね!」 ポンプのスイッチを押す。 「や゙、や゙め゙でー!!」 「「「ゆ?」」」 子ゆっくりが母ゆっくりの叫び声に気づき振り向く。 そこにはポンプから流れ出る水がゆっくりと迫ってきてるではないか。 「「「い゙や゛ー!!!」」」 「ゆぐゅ!」 先ほどまでの姉妹愛はどこへやら、赤ちゃんゆっくりを放り出し逃げ出す子ゆっくりたち。 赤ちゃんゆっくりは這いずることも出来ず、流れてくる水をみながら、初めて言葉を話した。 「ゆっくりしたけっかがこれだよ!」 子ゆっくりたちは巣の入り口を目指す。後ろからは水が迫ってるから逃げるには入り口しかない。 人間がいるかも、と言う考えは今の子ゆっくりたちには考えられなかった。先ほどの赤ちゃんゆっくりの悲鳴で子ゆっくりたちはパニックになっていた。 「おねーちゃんがさきだよ!」 「おねーちゃんはゆっくりしてね!れいむがさきにいくよ!」 「げん゙がじな゙い゙で~!!」 我先にと争いながら逃げるゆっくり二匹とそれをなだめる一匹は何とか巣の入り口に着いた。ここからなら出られるだろう。 急いで入り口を隠していたものを取り除こうとすると気づく、これまで隠していた枯葉や枝ではなく土が壁となって入り口を塞いでいることに。 三匹は絶望に苛まれながらも母ゆっくりがしていたように少しずつ穴を掘っていく。 しかし、母ゆっくりのように上手くいかず、水が迫る恐怖心から三匹が別々に穴を掘っていた。 もし三匹が協力して穴を掘ってたら助かったかもしれない。しかし子ゆっくりたちはそのようなことを考える余裕はなかった。 「れいむがほったあなにつちをもってこないでね!」 「そっちこそこっちにつちをとばさないでね!」 「ゆっくりいそいでね!けんかしないでね!」 喧嘩を止めようと声を出しているゆっくりも体は自分用の穴を掘るのに必死だ。 死にたくない。死にたくない。死にたくない。 三匹にはそれしか考えられず、懸命に自分用の穴を掘り続けた。 しかし、もう水はそこまで来ている。もう間に合わないのではないか。 一番小さな子ゆっくりはこの状態に耐えられなくなった。 「あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙だずげでー!」 叫びながら飛び跳ねる。掘った穴が崩れるが気にしない。 「い゙や゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙!!!」 どうやら一番小さい子ゆっくりのせいで真ん中のゆっくりが掘っていた穴も崩れたらしい。真ん中のゆっくりが悲鳴を上げる。 残ったのは一番大きい子ゆっくりが掘っていた穴だけ。 一番大きいゆっくりが後ろの悲鳴に振り向くと二匹が体当たりしてくるのは同時だった。 「「だずげでお゙ね゙え゙ーぢゃん゙!」」 「あ゙な゙がぼれ゙な゙い゙い゙い゙い゙!」 さっきまで喧嘩していたのに図々しく姉に頼ろうとするゆっくり。しかしそのせいで姉ゆっくりは穴が掘れず、最後の希望も潰えてしまった。 追いついた水に三匹仲良く流される。 「「「い゙や゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙!!!」」」 三匹の悲鳴はそれが最後だった。後は少しばかりぼこぼこと空気の音がしたが、それも終わると後は静寂が残った。 ふと、踏みつけていたゆっくりの反応がないので足元を見ると、先ほどの事実に耐えられなかったのか紅白饅頭のように白くなっていた。 持ちあげると口を開け白目をむいたままだったので軽く打つ。 しかしまったく反応がないのでとりあえず木に吊るしてその場を離れる。夜になればれみりゃにでも食べられているだろう。 埋めた入り口まで戻り、逃げてないことを確認し、この場を離れる。 ポンプの故障ではなかったことに安堵し、畑までポンプを戻す。 次からこのようなことがないように罠を仕掛けたほうがいいかなと思った。 このSSに感想を付ける
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またまた解説回です。なんだよまりさ、カンペなんて出して、なになに、 『おにいさんがかいせつかいすきなりゆうはらくだからでしよ』はあ!?『だってそうで(うるさい黙れ!「…」 まりさが黙ったところで本編へどうぞ! ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 捨てられたペットは何処へゆくのだろう、野生化?野良? 拾われる?いや、ほとんどは保健所だ そんな保健所はゆっくりも保護、管理している。 その環境は犬猫、その他とはちがい引き取り事例も 胴付きや希少種(あまりいないが)はまだしも胴無しで通常種はほぼ必ず殺処分となる。 その保健所の非捕食種部屋を見学しに行ってみよう。 保健所は種類や性格で部屋が分けられており、ゲスはゲスでまとめられている ゲス部屋 ここは種類に関わらずどうしようもないゲスが入れられる部屋である。ゲスなのでとてもうるさい。 壁がマジックミラーなのが救いだ 「そこのどれいれいむ!いやどれいむ!はやくまりささまにあまあまをけんじっょうするのぜ!これはめいれいなんだぜ!」「うるさいよまりさ!あまあまをもってくるのはかわいいれいむじゃなくてまりさだよ!」 ギャーギャーガヤガヤ ケンカダケンカダ オオコワイコワイ レイムヤメナヨ マリサー レイパーは他の部屋にいる次はその部屋に行こう レイパー部屋 ここはレイパーの集まる部屋だ もちろんレイプ用ゆっくりは支給されない。性欲処理の方法は自慰だけだ 去勢していないのですっきりだのまりさーだのうるさい 「まりさ〜いとしいまりさ〜どこにいるの〜♡」 「すっきりしましょぉ〜♡」 頭が痛い…やっと通常ゆっくり部屋だ… れいむ部屋 子供大人関係なく詰め込まれている。ここからは壁が普通のガラスだ 「おねがいしますおにいさん!おちびちゃんだけでもひきとってあげてください!おねがいします!」無視しよう 「おねがいします!おねがいします!」 目の前で仲間を処分されているのは分かるがすごくうるさい。そりゃ引き取られないな まりさ部屋 「ゆっ!にんげんさんがいるよ!ほらおちびちゃん!おねがいをしてね!」「ゆっくりりかいしたよ!」「まりさはみんなよりげんきだよ!ほら!こんなにたかくとべるんだよ!」「まりさは少しだけかん字がつかえるんだよ!」 「まりさは…えーとえーとおとくだよ!」「まりさは(きりがない。次に行こう ありす部屋 「ゆっくりしていってね!ありすはとかいはよ!とってもとってもとかいはよ!」うん。だからなに? 「ゆえ!?おかしいな…だ、だからひきとってね!」無理 「おにいさん、ここからだすだけでいいの。かわなくていいからたすけてね。」無理。じゃあな。「まってお(ガチャ ちぇん部屋 「ちぇんはちぇんだよゆっくりしていってね」 珍しく普通の挨拶だな。少し話していくか。 「ちぇんにはおねえさんがいたのに、おとこのひとがきたつぎのひにつれてこられたんだよ」なるほど。その人の彼氏?がゆっくり嫌いだったのかな? 「かわいそうなちぇんをひきとってね!」時間の無駄だった。じゃあな。 みょん部屋 聞く時間の無駄。 希少種部屋 今はあまり保護されていないな。きめぇ丸だけか… 「人間さんですか。おお珍し珍し」 他のゆっくりは? 「みんな引き取られて行きました。おお羨まし羨まし」 「まあ、私も引き取る人が決まったのですが。 おお嬉し嬉し」良かったな。きめぇ丸。 殺処分部屋 ここが最後のゆっくりを殺処分する部屋か。正直ここの部屋が一番楽しみだったな。殺処分の方法は、元飼い主に頼まれない限り大部屋神経ガスだ。もちろんとても苦しむ まあそれが楽しみなのだが シュー 「ゆ?」「へんなおとがきこえるよ?」「なんかくるしいよ!ゆごごごぉwせdrftgyふじこlp」「にんげんさんはばかだね!いきをしなければいいんだよ!ぷくー」 『ぷくー』をされると時間がかかり効率も悪いので、 時々音声を流す。「ゆっくりしていってね」と 「ゆっくりしていってね」「ゆっ!ゆっくりしていってね!ゆごっゆごごご」 ゆぎゃあああああああああ ゆごごごごごごごごごごごご これでゆっくり保健所見学は終わりだ。最後を殺処分にして良かったな。すっきりした。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー どうだ?この番組は楽しかったかまりさ? 「ゆっくりできないよ!」「とくにさいごのへやはね!」 まあまあ、そのお詫びに殺処分用の神経ガスを持ってきたんだ。薄くしたからゆっくり苦しんでいってね! シュー「ゆっくりできなぁwせdrftgyふじこlp」 ここまで見てくれてありがとうございました。
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※○ちゃん「ぱられるぱられる、もうどうにでもなれ〜」 ※「僕はこうして〜」シリーズの無断クロスです。レイパーさん、ごべんなさい ※いじめは、うん・・・すまない、特にないんだ。正直作者の自己満足の境地です ※登場人物紹介とかはあとがきの後に記載しています 「おねーさん!すいか、ゆっくりにんげんさんにあいたいよ!」 きっかけは我が家で飼っている珍種ゆっくり、ゆっくりすいかのそんな一言。 ゆっくり人間とはすいか曰く、人間とゆっくりの間に生まれたナマモノで外見は人間と変わらないらしい。 が、身体の成分が一部ゆっくりのそれに類似しており、またゆっくりにエライ勢いで好かれるそうだ。 すいかはこんな馬鹿げた都市伝説をどこからか、恐らくテレビ辺りで仕入れ、なおかつその実在を見事に信じきっているらしい。 そんな生物学者がまた何人か発狂しそうなナマモノがいるはずも無いと言うのに、連日連夜会いたい会いたいと喚き続けるすいか。 私はずっと「居ないものとは会えない」の一点張りで押し通してきたのだが、結局彼女の執念に負けしてしまった。 「そんないきさつでれいむたちはゆっくりにんげんさんをさがしにおでかけをしているんだよ!」 「きょうはどんなゆっくりしたことがおきるのかな?!」 「ゆっくりにんげんさん・・・ゆっくりにんげんさん・・・ゆっくりしていってね!」 「アンタら、誰にナレーションしてる?」 左右の肩にれいむとまりさ、頭上にすいかという傍目には私こそゆっくり人間だろうと言わざる得ないような出で立ち。 それ以外はジーンズ、Tシャツ、白のコート、メガネと至ってシンプルなのだが人の顔の周りで騒ぐこいつらのせいで道行く人々の注目を意味も無く集めていた。 これが私の美貌のなせる業・・・であればどれだけ優越感に浸れただろうか。 しかし、現実というのは残酷なもの。 他の女性を圧倒しているものは胸くらいの私にそこまでの魅力はなく、行き交う人々の視線は私の顔の周りでゆんゆん歌っているゆっくり達に向けられている。 地元ならまだしも、見ず知らずの土地へ向かう電車の中では「何、あのゆっくり馬鹿」と言わんばかりの好奇の眼差しが少し痛かった。 「ということで、れいむたちはゆっくりにんげんさんのまちについたよ!」 「ゆっくりにんげんさんはみつかるかな?!」 「ゆっくりにんげんさん・・・すいかといっしょにゆっくりしようね〜〜〜〜〜!!!」 目的の駅に到着した時、また誰かに向けてナレーションをし始める我が家のゆっくりども。 近くに座っていた中学生のグループがクスクスと笑うのを一瞥し、電車を降りると、階段を駆け下りて、改札を後にする。 余談だが、すいかのおかげで無料で乗車できた。理由は言わずもがな。 この無意味にピンポイントなサービスは一体誰が得をするんだろうか・・・心の中でそう突っ込んだ直後に、自分が得をしていることに気付いた。 ゆっくり人間を探して訪れた街は一見すると何の変哲もない普通の街だった。 強いて特徴を挙げるとすればゆっくりが比較的浸透していて、飼いゆっくりや野良ゆっくりが平然と人々の隙間を縫うようにして通りを行き来しているくらい。 そのあまりの平凡さを訝しく思ったれいむは「ほんとうにここにいるの?」と首をかしげていたが、私がこの街を訪れたのには理由があった。 「ねえ、おねーさん?」 「んあ?」 「ほんとうにゆっくりにんげんさんはここにいるの?ゆっくりしたふつうのまちだよ?」 「ああ、多分ね」 この街にゆっくり人間がいると思った理由は至って単純。 私が勤めているゆっくりショップのバイト仲間にゆっくり人間について尋ねてみたところ、この街の名前が挙がったからである。 彼が適当なことを言っていたり、間違っている可能性もあるのだが、話を聞いた後に調べてみたらこの街には“ミスターゆんちぇいん”がいることが判明した。 「みすたーゆんちぇんってなあに?」 そう言って首をかしげたのはまりさ。 すいかもれいむも言葉の意味が理解できずに首をかしげている。 そんな訳で、私は彼女らに、私自身最近知ったその言葉の意味を説明してやった。 「ミスターゆんちぇいんって言うのは・・・ゆっくり関係で凄すぎる記録を残したせいでゆっくりカンパニーの人工衛星で常時監視されている人のことだよ」 もっとも、一介のアルバイトに過ぎない私では流石にその監視衛星の映像を見ることは出来ないし、眉唾もいいところではあるが。 「ゆゆっ!じゃあ、ゆんちぇいんさんはすごくゆっくりしてるんだね!れいむゆんちぇいんさんにあいたいよ!」 「まりさも!まりさも!」 ついでに彼らが時速5km以上で移動するとバッジに取り付けられた迷子防止用のGPSの座標が70mずれることも付け加えておいた。 すると、まだ何が凄いのかは一言も言っていないのにれいむ達は何か凄そうな人がいると聞いて大はしゃぎ。 そんな3匹の様子を見て、何が凄いのかを教えてあげた。 「ちなみにここのゆんちぇいんはゆっくりレイプギネス記録保持者ね」 「「「ゆげぇ!」」」 それじゃゆっくり出来ないよと言わんばかりの表情になった3匹は「かえろうよー!」などと言い出した。 が、「ゆっくり人間を探すんだろう?」の一言ですいかが立ち直り、れいむとまりさも巻き添えを食う格好ゆっくり人間捜索に参加させられる。 「にんげんさんのすっきりごわいよおおおお!」と泣き喚くれいむとまりさはなかなかに可愛かった。 そんなつまらないやり取りから数時間後。 何故か観光スポット巡りに興じてしまった私たちはゆっくり人間のことをすっかり失念していた。 気がつけば陽が沈み、弁当を買って立ち寄った公園には殆ど人影が見当たらない。 そんな静寂の中、ようやく見つけた私以外の人間は・・・ 「・・・・・・うへぇ」 「おねーさん!ここはゆっくりできないよ!」 「ゆっくりしないでにげようね!」 長身の、ガタイの良い黒人の男性だった。 勿論、それだけならば驚くほどのことでもない。 問題は彼の、一糸纏わぬ生まれたままの姿にあった。 変態?危険人物?・・・普通に考えたら貞操の危機を感じるべきところなのだろう。 が・・・・・・ 「オー、ヤッパリタマニハゲンテンニカエッテオーソドックモイイモノデス」 「やべでえええええ!でいぶずっぎぢぢだぐないいいいいい!?」 「HAHAHAHAHA!」 その黒人男性はどうやらHENTAIお兄さん、もしくはゆっくりレイパーらしい。 HENTAIお兄さん・・・ゆっくりを性の捌け口にする異常性癖の持ち主の総称である。 流石に飼いゆっくりに手を出すようなことは稀だが、野良ゆっくりにとっては虐待愛好家に次ぐ脅威。 勿論、現物を、そして現場を目撃するのは私も初めてのことだった。 「・・・・・・そういえば」 流石にこの光景を平然と直視することは出来ないが、相手がゆっくりならとやかく言う事もないだろう。 そう思った私は、店の先輩から聞いた「レイパー同士は惹かれあう」という言葉を信じて彼にギネス記録保持者の居場所を聞くことにした。 彼がゆっくりれいむを犯している茂みから少し離れたベンチに腰掛け、そこにれいむとまりさとすいかを下ろす。 「ゆゆっ、にんげんさんまたきたの!まりさのはにーをいじめないでね!?」 「「「やめちぇね!ゆっくちできにゃいよ!」」」 「ワオ、マリサニコドモタチモヤッテキマシタ」 「ゆぎぃ!?やめてね!にんげんさんのすっきりはこわいよ!ゆっくりできないよ!」 どうやらつがいを助けに来たまりさやその子ども達を相手に第2ラウンドに突入したらしい。 流石にあれだけの数を相手するとなると長くなりそうなので、彼らの嬌声や悲鳴をBGMにして弁当を広げる。 我が家のれいむ達が「ゆっくりできないいいい!」と喚くのをでこピンで黙らせ、昼ごはんを食べ忘れたため8時間ぶりになる食事にありついた。 「むーしゃむーしゃ・・・幸せ〜」 「ず、ずっぎぢー!」 「もっちょ・・・ゆっくちちたかっちゃよ・・・」 「フゥ・・・スッキリー」 私が鮭弁当のチープな美味さを満喫し終えた時、ちょうど男性もゆっくりを満喫し終えた。 傍らでは我が家のゆっくり達が同胞を助けてあげられなかったことを悔やんで「ごべんねぇ!」と謝り続けていた。 いや、あの手つきと技術を見る限り殺さないように加減してるよ・・・そうフォローしようとした時、レイパーの男性が、ちゃんと服を着て茂みから姿を現した。 「イヤァ、オミグルシイモノヲ」 「ん、ああ・・・お構いなく。こちらこそ、お楽しみの邪魔をして申し訳ない」 ファミレスの椅子に腰掛けたままの私とドリンクバーの安物のコーヒー越しに視線が合った男性は頭をかきながら照れ笑いを浮かべている。 レイパーとは言え性癖以外は他の人と変わらないわけで、黒い肌とは対照的な白い歯を輝かせている彼はなかなかの好青年のように思えた。 彼に会釈しながら、れいむとまりさとすいかを抱きかかえて立ち上がり、必要も無いのに軽く自己紹介を済ませた。 「ボブさん、だったっけ?」 「ハイ、ナンデショウ?」 「あれ、趣味なの?」 「イエス、ワタシユックリダイスキデス!」 「ゆゆっ!だったらひどいことしないでね!ゆっくりできないよ!」 「そうだよ!ゆっくりさせてあげてね!」 満面の笑みを浮かべてサムズアップするボブに対して怒り心頭のれいむ達。 しかし、ファミレスで騒ぐと迷惑になるし、それに大声で話すようなことでもないので頭をはたいて黙らせた。 その後も3匹は頬を膨らませて抗議していたが、大声で叫ぶようなことはなかった。 「シツケガジョウズデスネ」 「特別なことをしているつもりはないんだけどね」 「ソレニシンライサレテイマス」 「全く嬉しくないけどね」 「ナニヨリスゴクカワイイ」 「1回50ドルで貸してあげても良いけどね」 そんな具合で、すぐにボブと打ち解けた私は早速彼にゆっくり人間について尋ねてみる。 しかし、帰って来た言葉は「ウワサクライハシッテイル」という非常に曖昧なものだった。 その回答に目に見えて落胆するすいかの頭を撫でながら、私はもう一つの質問をぶつけてみた。 「じゃあ、ここら辺で一番実力のあるゆっくりレイパーって知ってる?」 「レイパーハプライバシーヲマモリマス」 「・・・そりゃそうか」 多少親しくなったとは言え所詮は見ず知らずの相手。 もしかしたらレイパー撲滅を狙う組織の人間かもしれないし、そうでなくても金目当てで情報を売る可能性だってある。 最近もどこかでゆっくりレイパーの会合をアンチレイプの組織が襲撃しようとしたなんて話を聞いた気がする。 いや、そもそも世間に公表できるような性癖でないのだから、容易に口外できるものではないのだ。 「仕方ないか・・・今日は安いカプセルホテルにでも泊まって、明日また探そう」 本日の捜索を諦め、ボブに適当なホテルの場所を教えてもらった私は、会計の全てを彼に託してそそくさとファミレスを後にした。 『地球がゆっくりする日』や『Yull E』の話題で盛り上がった手前、少し気が引けたがホテル代を捻出するためだから仕方ない。 結局ゆっくり人間は見つからなかったが、ボブに遭遇したことで色んな情報を得ることが出来た。 彼の日本語の習得状況を鑑みるに、来日して何年も経っているようには思えない。 にもかかわらず、近くのファミレスやカプセルホテルの場所を知っていた。 それにあの公園でレイプされていたまりさは「にんげんさんまたきたの!まりさのはにーをいじめないでね!?」と言っていた。 つまり、あそこの公園のゆっくりは頻繁に人間からの干渉を受けていると考えられる。 確証はないが、明日はあの公園に張り込むのが最善策だろう。 翌朝、まだ陽も出ていない時間から私とれいむ、まりさ、すいかは例の公園での張り込みを開始。 懐中電灯片手に公園の中を散策すると、いとも簡単に野良ゆっくりの巣をいくつも見つけることが出来た。 まだ人間の姿は見当たらないが、そこには朝ごはんと称して人間の捨てたごみを集めて回るゆっくり達の姿があった。 余談ではあるが、その中に昨日レイプされたれいむ一家の姿もあった。予想通り、全員健在のまま。 「もうすぐにんげんさんのくるじかんだよ!」 「ゆっくりおうちにかえるよ!」 「「そろーり、そろーり・・・!」」 散らかしたゴミが巣まで一列に並んでいるのだが、どうやら彼女達はそのことに気付いていなかった。 あるものは子ども達を引率してゴミ置き場で拾った生ゴミを溜めて帰り、またある赤まりさはお菓子の袋を持って帰っていった。 そんな光景を尻目に私たちも彼女達と同じように適当な茂みに身を隠して、人間が来るのをじっと待つことにした。 「ぱちゅりーは本当に馬鹿ね」 「んぶぅ〜!」 「むきゅ〜、も言えないなんて伝説的だわ」 「ん〜、んん〜!?」 数分後、割りと珍しい胴付きぱちゅりぃを連れた少女が公園に姿を現した。 一見すると勝気そうで、なおかつ真面目そうな少女とお馬鹿で有名なぱちゅりぃというのは違和感を覚える組み合わせである。 しかし、よくよく見てみるとぱちゅりぃは猿轡と首輪を装備済み。 ああ、あの子もそっちの世界の住人なのか・・・と納得しながら、彼女を観察し続ける。 「さあ、ぱちゅりぃ。ゆっくりを連れてきなさい」 「んぶぅ〜・・・」 ぱちゅりぃはきょろきょろと辺りを見回し、においを嗅ぐような仕草をしながらふらふらと歩き始めた。 一方、少女は首輪のリードを握ったままぱちゅりぃの後を追いかける。 そして、必死の形相でゆっくりを探し回っていたぱちゅりぃがようやく見つけたゆっくりは・・・ 「んぶぅぅぅぅぅぅううぅぅぅ!!」 「ぱちゅりぃをゆっくりさせてあげてね!」 「ぱちゅりぃをゆっくりさせてくれないおねえさんがきらいだよ!ぷんぷん!」 「すいかおこるよ!ぷくぅぅぅうううう!」 「う゛・・・」 私と一緒に茂みに隠れていた我が家のゆっくりども。 目が合ったときの彼女のばつの悪そうな表情はなんとなく可愛らしかった。 「ふぅん・・・で、たまにここに来てゆっくりを虐待しているわけね」 「・・・はい」 ベンチに腰掛け、ホットコーヒーで暖を取る私と少女。 彼女はまるでポエムを書き溜めたノートを拾ってくれたが、不可抗力で中身を見てしまった親切な人を前にしたときのような表情を浮かべている。 これが知人であればしこたまからかってやるところなのだが、流石に見ず知らずの少女相手にそんなことはしない・・・はず。 せいぜい必死に弁明する彼女の表情をにやにやと笑いながら眺めつつ、私の膝の上でいまだに膨れているれいむ達の頭を撫でる程度。 「ゆっくりできないいいわけはやめてね!」 「そうだよ!ぱちゅりぃをゆっくりさせてあげてね!」 「そうだよ!ぷんぷん!」 我が家のゆっくりどもは同族の虐待風景なんか目の当たりにして黙っていられるような連中ではない。 こっぱずかしそうにしている彼女に向かってもっともな文句を口にする。 が、流石に早朝のまだ辺りも暗い時間に大声で喚かれては近所迷惑もいいところ。 「だからアンタら五月蝿いよ。頭を少しかじってやろうか?」 「「「ゆっ・・・!」」」 「・・・・・・愛でお姉さん、じゃないんですか?」 「じゃないんです、断じて」 できるだけ柔和に微笑みながら、言われたとおりに膝の上で黙っているれいむの額にでこピンをお見舞いする。 「なんだぁ・・・だったら、必死になって言い訳する必要なんてなかったのね・・・」 「Exactly」 ついでにもう一発、今度はまりさにでこピンをお見舞いするのを見た彼女は盛大にため息を吐いた。 「そもそも・・・仮に私が愛でお姉さんでも首輪や猿轡くらいは飼い主としての責任の範囲内だから責める理由がないし」 「・・・え?」 「それにまだ虐待らしい虐待の現場は目撃していなかったわけよ」 「それじゃ・・・」 ようやく状況を把握したらしく、赤くなった顔を両手で隠す少女。 そして、にんまりと意地の悪い笑みを浮かべつつ、彼女の肩を優しく叩く私。 「そ、完全に、一部の隙もなく、貴女の自滅」 耳まで真っ赤になるのが手に取るように把握できた。 「と、まあ、そんなことは置いといて・・・」 「・・・・・・・・・・・・」 指の隙間から見えるジト目に篭った殺気を感じた私は意地の悪い笑顔はそのままに話題を強引に切り替えた。 すると、彼女も顔を覆っていた手を膝の上に戻し、いつの間にか温くなってしまった缶コーヒーのプルトップに指をかける。 ようやく陽が昇り始め、徐々に明るくなってきた公園にぱちんっ!という軽快な音が響き渡った。 「一つ聞きたいことがあるんだけどいいかな?」 「なんですか?」 「ゆっくり人間って知ってる?」 その言葉を聞くや否や露骨に怪訝な表情になる少女。 私だってそんな質問されたら同じような顔をしただろうからその気持ちはよく分かる。 というか、私だってすいかの与太話でその存在を知っただけだから半信半疑だ。 「そんなの訳の分からないもの知りません」 「だよねぇ・・・」 私は彼女の言葉に首肯した。 続いてレイパーに関する質問もしようかと考えたが、流石にカタギにする質問じゃないのでやめた。 立ち上がり、リードを握られたままのぱちゅりぃを指差す。 「こんなの人目にさらすのも体裁が悪いから、そろそろお開きしようか?」 そんなこんなで、挨拶もそこそこに彼女と別れた。 「いや、そんな都市伝説聞いたこともないよ」 「ゆっくりにんげんさん?れみりゃのことなのぜ?」 「強いて言うなら君が一番そんな感じだよ」 「ち〜んっぽ!びっくまらぺにすっ!」 「JAOOOOO!JAO!JAO!JAOOOOOOOON!」 「そんなことよりれいむのおうたをきいていってね!」 少女と別れた私たちは、公園に住むゆっくりや散歩中の人達にしらみつぶしに話しかけてみるが全く成果が得られない。 ゆっくり人間の事を訊けば怪訝な顔をされるし、ギネスレイパーのことを訊いても人間なら顔をしかめ、ゆっくりなら怯えるばかり。 代わりに得た情報と言えば以前この公園のゆっくり達を二分していた対立と、両勢力の共通の敵となることでその対立を鎮めたレイパーのこと。 そして、人間に虐められているのを助けてくれたゆっくりふらんを連れたとてもゆっくり出来るゆっくりのこと。 もしくは時々この公園に出没するゆっくりふらんを連れた少年のこと。 「う〜ん・・・やっぱり情報が集まらないな・・・」 「れいむ、もうつかれたよぉ〜」 「まりさもだよ〜・・・」 「ゆゆっ!でも、ゆっくりにんげんさんはこのまちにいるんだよ!」 元々半信半疑だった私とどうしてもゆっくり人間に会いたいわけではないれいむとまりさは半ば諦めモード。 対して、どうしてもゆっくり人間に会いたいすいかは私の頭の上から檄を飛ばす。 が、疲れていることもあって私やれいむ達の反応は鈍い。 「きっとアンタの妄想だよ・・・」 「れいむ、なんだかねむいよ・・・」 「まりさも・・・」 朝から歩き詰めでいい加減飽きてきた私はれいむ達と一緒にうつらうつらと舟を漕ぎ始める。 そんな私を起こすためにすいかは膝の上に飛び降り、お腹に何度も体当たりを仕掛けてくるが、何故か余計に眠くなってきた。 そうして、れいむとまりさが本格的に眠ってしまったその時・・・ 「どうも・・・清く正しく、きめぇ丸です」 「んあ?」 風と共に、どこからともなく姿を現したのはスレンダーなボディの上に乗っかった下膨れの顔をニヒルに歪めた鬱陶しい饅獣。 きめぇ丸・・・かなり貴重なゆっくりの一種で、胴無しのものは知人が飼っているので何度か見たことがあるが、胴体付きを見るのはこれが初めて。 睡魔と戦っていたこともあって、私は彼女がゆっくりであることを理解するのに3秒程度の時間を要した。 「あなた達ですか、ゆっくり人間を探していると言うのは?」 「ん、まあ・・・一応」 「ゆっくり人間は見つかりましたか?」 きめぇ丸はニヒルな笑顔を一層ニヒルに歪める。 「いや、ヒントすらもつかめない状況」 「そうですか」 私の返答と、今までの聞き込みで得た情報を聞いた彼女はブンブンと高速で首を振った。 そのあまりのゆっくり出来なさ加減にすいかがすっごい表情で怯えているが、まあ気にすることでもないだろう。 「で、アンタは何のために話しかけてきたの?」 「みょんやめーりんと話せる人間が居ると聞いたので、少し興味が湧きまして。本当なのですか?」 「あー・・・本当だよ。なんか知らんけど言葉が分かる」 「おお、すごいすごい」 またしても高速シェイクするきめぇ丸。 少々鬱陶しいが、何らかの悪意があって話しかけてきたわけでもなさそうなので我慢する。 「ところで・・・」 「んあ?」 「ヒントすら掴めていないと言いましたが多分それは間違いです」 そう言って彼女は自信満々に微笑んでみせる。 パッと見、先ほどと変わらぬニヒルスマイルだがその笑顔に宿る感情が微妙に違うのに気付いた。 「あなたがいくら特殊なゆっくりと話せたところで人間以外の何者でもありません」 「そりゃそうだ」 「だから私の目にも人間の目にもあなたがゆっくりとして映ることはないでしょう」 「当たり前・・・あれ?」 ここまで言われてようやく、私は彼女の言葉の意図を理解した。 みょんやめーりんと会話できたところで私は人間だから誰の目にも人間としてしか映らない。 どんなに知能が高くてもきめぇ丸はよほど寝ぼけていない限りは人間と見間違えることはない。 なら、ゆっくりと人間のハーフなるものが居たらそれはどのように映るのだろうか? 「ああ、そうか・・・」 相変わらずニヒルな下膨れ顔を左右に振るきめぇ丸から視線を外し、俯いて考える。 もし、ゆっくり人間が人間の目には人間として、ゆっくりの目にはゆっくりとして映るのであれば、私たちは既に大きなヒントを得ている。 勿論、どちらの目にも同じように映る可能性はあるが、そうなってしまうと肉眼に頼る手段では判別不可能だから私たちにはお手上げだ。 「ふらんを連れたゆっくり・・・か」 もし、ふらんを連れたゆっくりがれいむ、まりさ、ぱちゅりー、ありすなどのメジャーな種族であれば彼女達は必ず種族名も教えてくれるはず。 ましてや、ふらんを連れているのにゆっくりしているというのはどこかおかしいように思えた。 その上、ゆっくりふらん自体が既に貴重な種族で、めったにお目にかかれるようなゆっくりではないのだ。 「なのに、この公園にはふらんを伴う人(orゆっくり)が二人もいる・・・」 きめぇ丸のもったいぶった言葉に意味があるならば、この両者は同一人物なのではないだろうか? からかわれている可能性もあるが、他に頼りに出来る情報がない以上、信じるしかあるまい。 なら、私たちがすべきことは一つ。 「ふらんと飼い主を、それも私の目には人間に見えて、すいか達の目にはゆっくりに見える人を探せばい・・・あれ?」 すべきことを理解した私が顔を上げた時、きめぇ丸もとい敬意を表してきめ子さんと呼ばせていただこう、の姿はなくなっていた。 それからはとんとん拍子で事態が進んでいった。 ふらんの飼い主が地元の中学生だか高校生だかの少年であることが判明し、すぐにその少年の学校も割り出すことが出来た。 「むにゃ・・・そんなわけで、れいむたちはぎわくのゆっくりゆっくりふらんがおさんぽしているのをみつけたよ!」 「ふにゃ・・・これでゆっくりにんげんさんにあえるかな?」 「ゆっくりにんげんさん・・・すいかといっしょにゆっくりしようね!」 と、れいむ達の説明の通り、現在私たちは通りで見かけたゆっくりふらんを尾行していた。 念のため買っておいたサングラスを装着し(もちろんれいむ達も)、電柱の影から彼女を見守る。 「・・・・・・あのー?」 「ゆゆっ!いまとりこみちゅうだよ!」 「ゆっくりあとにしてね!」 若い男の声を聞き流しつつ、私たちはふらん監視を続行する。 「・・・いや、取り込み中じゃないだろ」 「もう、おにーさん、れいむたちとりこみ・・・ゆゆっ!!?」 「どうしたのれい・・・ゆゆゆゆっ!!!」 「んあ?どうした?」 振り返ると、そこにいたのは地元の学生と思しき少年。 一見するとこれと言って変わったところはないのだが、彼の姿を見たれいむ達は目をハートマークにして見惚れている。 確かにパッと見はごく普通の少年なのだが、どこか違和感を覚える。そして・・・ 「「すごくゆっくりしたおにーさんだよ!」」 れいむ達の発したその一言で、彼こそ探していたゆっくり人間であることを理解した。 同時に、彼の訝しげな視線を見て、自分がかなり不審であることを把握した。 もしかしたら「ゆっくりフェロモンで一儲けしようとした企業が、彼を拉致って精液を搾り取ろうと送り込んできた刺客」だなんて誤解をされているかも知れない。 何故か知らないがそんな懸念を抱いた私は彼の警戒心を解く為に、出来るだけにこやかな笑みを浮かべて挨拶をした。 「こ・・・こんばんは、ゆっくりしていってね」 ‐‐‐あとがき‐‐‐ 確かな文章力と優れた構成力に裏打ちされたレイパー氏の作品の中でもこの作品は特に魅力的だと思うんですよ その理由を考えてみると、この世界の人たちって日常を何となく想像できてしまうくらい存在感があるからじゃないかと 猫被って?瀟洒に振舞っている委員長とか、HENTAI要素を隠しきれていないボブとか もっとも、想像は出来たところで、真偽を知る術はレイパー氏に聞くしかないわけだし、あらゆる面で氏にかなわない以上、レイプになってしまうのは否めないわけですが ほんと、レイパーさん、ごべんなさい byゆっくりボールマン 【登場人物紹介】 お姉さん 初登場は『ゆっくりいじめ系749 現代ゆっくり』 ノリと勢いでゆっくりを10匹も飼う事になってしまった一人暮らしの女子大生 恐るべき酒豪で、お胸がドス級。ゆっくりに対してはかなりハイスペック みょん語等を解し、天性の飼育上手で、好かれ易いが生物学的には平凡な人間 口も性格もあまり良くないし、わりと容赦しないタイプなのに何故か懐かれる れいむ&まりさ 初登場は『ゆっくりいじめ系749 現代ゆっくり』 今作ではいらない子。若干頭が良い程度の平凡なゆっくりで六児の親 ただし、れいむはゆっくりながらもインターネッツを使いこなせたりする すいか 初登場は『ゆっくりすいか系いじめ1 ゆっくりすいか』 角にお酒が詰まっている。空気を吸い込むと半端なく膨らむ(曰くみっしんぐぱわー) かなりのテレビっ子で、ワイドショーやくだらない都市伝説が大好き みすたーゆんちぇいん 初登場は『その他 僕はこうして生まれました?』 会社員。課長クラス。ゆめぇ丸を妊娠させた経験がある ゆっくりレイプに関しては右に出るものがいないが、世間的には真人間で通っている ボブ 初登場は『ゆっくりいじめ系1632 ボブはこうして出会いました?』 スラム育ちの巨漢の黒人男性。ゆっくりが大好物(二つの意味で)の変態 注:日本において単独でレイプを行うかどうかは微妙なところです 少女 初登場は『ゆっくりいじめ系1682 僕はこうして出会いました?』 学校では成績はトップ、真面目で明るく、誰の相談にも乗る優しい素敵な委員長 しかし、優等生にも色々あるらしく、ゆっくりに八つ当たりすることがあるとかないとか 注:ぱちゅりぃに対する虐待?は『僕はこうして出会いました』の記述と矛盾します ぱちゅりぃ 初登場は『その他 僕はこうして生まれました?』 胴体付きのゆっくりぱちゅりー。この種族の例に漏れずお馬鹿である 一時はみすたーゆんちぇいんの愛人だったこともあるが、現在は少女のペット きめぇ丸 初登場は『その他 僕はこうして生まれました?』 人間との間に子どもをもうけた前代未聞のゆっくり。彼女もまたド変態 注:考えてみりゃ彼女がお姉さんに助言する動機は微塵もありません ゆっくりふらん 初登場は『その他 僕はこうして生まれました?』 ゆっくり人間のペットと誤解されているが、実際にはゆっくり人間の恋ゆっくり 注:レイパー氏の作品世界においてゆっくりが単独で散歩するかどうかはわかりません ゆっくり人間 初登場は『その他 僕はこうして生まれました?』 学生。思春期まっさかりの少年。実はゆっくりと人間のハーフだったりする ゆっくりに対してはかなりハイスペックな性能を有する
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「ただいま」 私の名前はA。独身で一人暮らしである。 今までは「ただいま」なんて挨拶は6畳半の狭い部屋の暗闇に溶けるように消えていったが、最近は違った。 「おにいさん、おかえりなさい!!ゆっくりしていってね!!」 最近、ゆっくりれいむを拾ったのだ。 巷では「ウザイ」やら「害虫」やら「腐れ餡子」なんていう不名誉な称号を得ているが、 親元を離れ10年近く一人暮らしをしている私にとって話しかければ返事をしてくれるゆっくりは精神的な癒しになっていた。 しかし、最近ゆっくりの態度が多少変わってきた。 「おにいさん、おなかへったよ。ゆっくりしないでごはんもってきてね!!」 (おまえ、さっきゆっくりしていってね!!っていったばかりじゃん・・・。) 拾ったばっかりのゆっくりがお腹が減ったときはちこっちを見て餌をほしそうな目でちらちらこっちを見たり、 「ゆ、ゆ、おにいさん!!おなかへらない?ゆっくりごはんをたべようよ!!」やら要求の仕方にもまだまだ可愛げあったのだが・・・。 そんな事を考えながらに餌をもらえるのが当たり前という風に踏ん反り返っているゆっくりを見ていると、なんだか虐めたくなってきた。 まぁゆっくりの気持ちはわかる、朝に餌をやってから夜まで餌を与えていないわけだからお腹はかなり減っているだろう。 部屋を荒らして餌を探した後もないし、こいつは他のゆっくりに比べて頭がいいと思う。 しかしこういったゆっくりの生意気な姿を見ると虐めたくなるのは、人の性・・・いやゆっくりの運命に違いない。 それに、これ以上調子付かせると自分の家宣言やらで本格的に霊長類の偉大さをその餡子に刻み込みたくなるので早期にしつけておくべきだろう。 そう考えると私は早速夕食の準備に取りかかる為に台所に向かった。 そうすると早速ゆっくりが 「ゆっくりしないでごはんをつくってね!!」 と私をせかす。 普段ならどうということもないその台詞もいまは私の嗜虐心を増長することしかしない。 いつもならここで私は 「わかったわかった、ゆっくり待ってろよ。」とか返事をするのだが、今回私はその呼びかけを無視した。 そうするとゆっくりはどうも私に声が聞こえってないと判断したようで更に大きな声で 「ゆっくり!!!ごはんをつくってね!!!」 と胸(?)をそらしながら言った。ここでも私が無視するとゆっくりはさすがにおかしいと思ったらしく、 「ゆ、ゆっくりごはんをもってきてね。」と言い換え、媚を売るような目で私を見つめてきた。 当たり前のように私はそれを無視すると夕食を作り始めた。 ゆっくりは私に無視されていることに気づいたらしく 「な゛ん で む じ ず る゛の゛おぉぉぉ!!」 と泣き始め私に突進してきた。 ぼよんぼよん、と有効打には程遠い効果音を鳴らしながら、ゆっくりは私に体当たりを繰り返す。 「む゛し゛ち゛ない゛て゛え゛ぇぇぇぇ」 もうゆっくりの顔は涙やらの体液でぐしょぐしょになっていた。 私は背筋にゾクゾクとしたものが走るのを感じ、この後どうやってゆっくりを虐めるか思考を巡らせた。 ゆっくりのしつけという建前はこの時点で完璧に私の頭の中から消え去った事をここに宣言しておこう。 その後ゆっくりは泣き疲れたのかこれ以上泣いても無駄だと悟ったのか部屋の隅で寝てしまった。 私はその間にゆっくりを透明な箱の中に入れ、更に外に行って「小道具」を探しにいった。 最近「それ」は幻想卿でやたらむやみ増えているので簡単に捕まえることが出来た。 そして箱の前に餌を置いてゆっくりを起こした。 「ゆっくり、ご飯の時間だよ」 「ゆ・・・?ゆ!!」 今日のゆっくりの餌はそれなりに豪勢だ。腐りかけた肉を焼いたものとくず野菜だ。 特に肉が出る日は少なく、ゆっくりは先ほどのことなど忘れた様子で餌に飛びつこうとした。 「ゆ、ゆっくりたべよう・・ね゛!!」 ゆっくりは餌と自分を遮る板にぶつかり「ゆ゛っゆ゛っ!?」と情けない声を出して跳ね返った。 ゆっくりの弾性が高すぎたためかしばらく箱のなでバウンドして「ゆっ!!ゆっ!?」と情けない声を上げていた。 そこではじめてゆっくりは自分が箱の中に居るということに気づいたのである。 「おにいさん!!ここじゃゆっくりできないよ!ゆっくりだしていってね!」 その呼び声を無視して私は「小道具」を部屋ゆっくりれいむの前にだした。 「それ」はふてぶてしくも私の部屋を見渡して 「とかいはありすにはにあわないいなかくさいいえだけど、ゆっくりしていくわよ!!」 とほざきやがった。 そう私はゆっくりれいむが寝ている間に他のゆっくり種を捕まえにいったのだ。 「ゆっくりしていってね!!」とゆっくりれいむは条件反射のように答えた。 そんなゆっくりれいむを無視してゆっくりありすはゆっくりれいむの前にある餌に目をつけ、 「このとかいはなでぃなーはとかいはのありすのごはんよ!!」といって餌を食べ始めてしまった。 都会派どころかその餌腐ってんだけどなぁ・・・。 当然ゆっくりれいむはゆっくりありすに抗議。 「そのごはんはれいむのごはんだよ!ゆっくりたべるのやめてってね!!」 と抗議した。しかしありすはそんなこと無視して 「うっめ!!めっちゃうめ!!」とがつがつ食べてしまった 「や゛め゛て゛え゛ぇぇぇぇ、れ゛い゛む゛のごばん゛だべな゛い゛でぇぇぇ!!!」 そんなゆっくりれいむのなきごえを他所にゆっくりありすは餌を全て食べてしまった。 そしてゆっくりありすは 「とかいはのありすのくちにはあわなかったからつぎはもっととかいはなでぃなーをよういしてね!!」 と俺に向かってほざきやがりました。つか都会派なディナーってどんなやねん。 自分の餌を食べられたれいむは 「あ゛あ゛ぁぁぁぁて゛い゛ふ゛のこ゛は゛ん゛がぁぁぁ!!!」 と泣き叫んでいる。 (あーあやばいやばいよー俺の中で何かが目覚めるよー) おれは自分の中のSやらMやらの部分が激しく励起して今にも電子を放出しそうな、そんな未知の興奮を感じていた。 そして私はゆっくりれいむの泣き顔を見ながら飯でも食うかと思っていた時、ゆっくりありすから 「ゆっ!ゆっ!ゆっ!」という泣き声が聞こえた。 まさかと思ってそちらのほうを見ると 「て゛いむ!!わたしのごを゛う゛んて゛ぇぇぇ!!」 とありすの求愛のダンス(?)が展開されていた。 なんか視界の端で揺れてると思ったらこいつ発情してやがったのか。 つか腹が膨れたら即交尾かよ・・・。 そしてゆっくりありすはゆっくりれいむに飛び掛かりこすりながら絡んでいる。 正確には箱にだが。 「や゛ぁへ゛て゛ぇぇぇ!!ゆ゛っく゛り゛やへ゛て゛って゛ぇぇぇ!!!!」 「れいむぅ!て゛ぃふ゛ぅぅぅぅ!!!ぎもでぃい゛い゛よぉぉぉ!!」 透明の箱は丈夫で人の手でも壊すのが難しいくらいなのでゆっくりありすごときではびくともしないのだが、 中に入っているゆっくりれいむには当然そんなことはわからずいつこの箱が壊れるのかありすが襲ってくるのかと半狂乱になって叫んでいた。 「あ゛ぁぁぁぁ!!ゆ゛くし゛て゛き゛な゛い゛よ゛ぉぉぉぉ!!!」 「い゛く゛!!あ゛りずの゛か゛て゛るぅぅぅぅ!!!」 どうやらありすは箱相手にイクようだ。あほだなぁ 「ゆ゛ぅぅぅぅ!!!お゛に゛い゛さ゛んた゛す゛け゛て゛ぇぇぇぇ!!!!!」 パン 「ゆ・・・?ゆぅ?」 ゆっくりありすは壁に衝突してぐしゃぐしゃになって絶命していた。 おそらく私の拳を受けたんだろう。私の手の甲にカスタードがついている。 うわ、カスタードが飛び散ってる。 ゆっくりれいむは一瞬何が起きたか理解できなかったようだが、徐々に状況を理解したようで 「お、おにいさん。れいむをたすけてくれたの?」 と言った。 その問いに答える代わりに私はゆっくりれいむを箱から出して抱き上げた。 そしてわたしはゆっくりれいむにむかって 「ゆっくり飯でも食うか。」 と言った。 そうするとゆっくりれいむは満面の笑みで決まり文句を言った。 「うん!!いっしょにゆっくりしてこうね!!」 fin 歴史というのは己が切り開いてきた道のことを言う。 例えそれが漆黒の道を切り開いて作ったものであるとしても何を恥じる必要があろうか。 ※異訳・・・またひとつ黒歴史が誕生しましたとさ このSSに感想を付ける
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竹取り男とゆっくり 幻想郷のある山の上に男が一人住んでいた。 野山に入って竹を取りつつ、よろずのことに使っていた。 男のもとには週に一度のペースで商人が竹を買いに訪れ、男はこの商人から食料を買って生計を 立てていた。 ある日のこと…。 いつも来るはずの商人が、この日はやって来なかった。 なにか都合があったのだろう…… 男は家の裏の納屋からホコリをかぶった荷車を引き出し、山のように竹を積んで自ら街におりて いった。 男の竹材は飛ぶように売れて、荷車は早くも空になる。 荷車の重みは男の財布の重みに変わった。 たまには美味しいものでも食べようと甘味屋通りに入ったところである。 「ゆっくりしていってね!!」 突然大きな声をかけられ、男が声のほうへ振り向くと、ガラスケースに入れられた生首が鎮座し ていた。 「なんじゃこりゃあぁぁっ!?」 男が絶叫すると、店主が中から出てきた。 店主は『ゆっくりまんじゅうの商品化』を知らない男を瞬時に"おのぼりさん"だと見抜き、丁寧に 説明した。 街にゆっくり加工場ができたこと。 まんじゅうの餡子には小豆よりゆっくりを使ったほうが安価で、味も変わらないこと。 男は次第に納得していった。 「おひとついかがですか?」 と勧める店主が出してきたのは、小さなプチトマトほどのゆっくりの赤ちゃんだった。 男が受け取ると、赤ゆっくりと目が合った。 「ゆっくちしちぇいっちぇにぇ!」 まだ生まれたばかりの赤ゆっくりは手のひらの上でフワフワと上下に揺れ、ミニチュアサイズの 赤いリボンもユラユラ揺れた。 どうやらジャンプしているつもりらしい。 うにうにとした感触が気持ち悪かった。 「食えるの? これ。てか俺食うの?」 「中の餡子もやわらかくておいしいですよ。召し上がってみてください」 「ゆーっ! ゆーっ! おじしゃん、りぇいみゅをゆっくちさせちぇにぇ!」 この赤ゆっくりはまだ幼すぎて、自分が食べられる対象だということが分かっていないようだ。 キラキラと目を輝かせて男を見上げ、けたたましく『ゆっくり』を繰り返した。 う~ん…と唸りながらも、男は意を決すると一息に口に放り込んで、歯ですり潰した。 「ゆぎゅ…っ」 一瞬だけ赤ゆっくりの断末魔が響いたが、すぐに独特の風味が口いっぱいに広がった。 「ウマー」 「気にいっていただけましたか? 今のは今朝うまれたばかりの赤ちゃんで、皮も餡子もやわらかく どなたにも気に入っていただけるんですよ」 「うめぇ! 3ダースくれよ!」 実は、男は大の餡子好きだった。 これまでたくさんの饅頭や羊羹を食してきたが、このゆっくり饅頭は格別だった。 「お客さま、実はこんな商品が……」 十分な手ごたえを感じた店主は、男に対しておもむろに話を持ちかけた 男が山の自宅に帰ったとき、すでに陽は落ちていた。 空の荷車を納屋におさめると、先ほど甘味屋で買った商品をテーブルにおいて一息ついた。 商品は紙袋につつまれて中は見えず、またかなり重かった。 「店主に勧められるままに買っちまったけど、いやに重いな。 …まぁ安かったからいいが」 事実、今日稼いだ金額にくらべれば、この商品ぐらいいくらでも買える値段だった。 店主は中身は秘密だと言った。が、必ず満足いただけるに違いないとも付け加えた。 「試食のゆっくりに大満足だったから信用して買ったが、あの店主やるな…」 週に一度しか商売しない自分とは手練手管が違っていた。 「ではさっそく」 男は気を取り直して包み紙を破った。 すると、中から出てきたのは透明のケース。そして直径20センチほどのゆっくりが二体、 ケースの中にぎゅうぎゅうにおさまってぐっすり寝ていた。 「でか…」 昼間の赤ちゃんがこれほど育つのか、と男は感心した。 実際にはもっと大きくなるが、男はまだゆっくりについてよく知らなかった。 右側には昼間見た赤いリボンをしたゆっくり。 左側には金髪に黒いとんがり帽子のゆっくり。 どちらも大きな口からよだれを垂らし鼻ちょうちんをふくらませた醜悪な寝顔だった。 そうして視線を移していくと、ケースの左横からテープが出ていて 『これを引いて起こしてください』 と書いてある。男は素直にそのテープを引いてみた。 すると、ゆっくりたちの床がスライドして、とんがり帽子のゆっくりが下の床に落ちた。 デンッ! 「ゆ゙っ!?」 とんがり帽子のゆっくりは落ちた衝撃で目覚めた。 「な~る♪」 男は仕組みを理解し、さらにテープを引いてスライドを抜き取った。 デンッ! つづいて赤リボンのゆっくりが落ちたが、こちらはまだ眠っていた。 「鈍感な奴だなぁ…」 「ゆうぅ……ゆっ?」 男があきれていると、先に目覚めたとんがり帽子が男に気がついた。 「ゆっくりしていってね!」 昼間、甘味屋通りに足を踏み入れた瞬間に言われたのと同じセリフ。 こいつらのあいさつ文句かと思い、男も同じセリフを返した。 「ゆっくりしていってネ!」 …返した後で、なにも声まで真似ることもなかったと後悔した。 「おじさんだれ? まりさ、おじさんのことしらないよ?」 こいつ"まりさ"って名前か。 「俺は今日お前らを買ってきたんだよ。まぁ飼い主みたいなもんかなぁ…」 「かいぬし? かいぬしってなんだかしらないけど、おじさんはゆっくりしてるひと?」 「んー、まぁゆっくりしてるかな」 こいつの『ゆっくり』という言葉の使い方に疑問を感じたが、適当に流しておいた。 「じゃあ、おじさんはまりさもゆっくりさせてね。ここせまいよ! ここじゃせまくて まりさゆっくりできないよ! おじさんははやくまりさをここからだして、ゆっくりさせてね!!」 なんだこいつら!(怒) 確かにこのサイズのゆっくりにこのケースは狭いと思うが、この偉そうな口調はなんだ。 しかもこの顔。 自信に満ちあふれて命令してくるこの憎たらしい顔! 「どうしたの? なんでだまってるの? おじさんばかなの?」 「むか!」 頭に血がのぼった瞬間、まりさの声にもう一体のゆっくりが目を覚ました。 「うー、うゆぅ…。 ……ゆ? まりさ、ゆっくりしていってね!」 「ゆ! れいむおきたんだね! れいむもゆっくりしていってね!」 まりさはそれまでのやり取りをすっかり忘れたような様子で、目覚めた隣のゆっくりとあいさつを 交わしていた。 え~と、この鈍感なのがれいむ…と。 俺は怒りをおさめ、れいむというゆっくりがどんな奴なのか観察することにした。 れいむとまりさは『ゆっくりしていってね』を何度か繰り返すと、お互いに頬擦りし始めた。 「きめぇ!」 だが、ちゃんと頬を擦りつける動作をするには、このケースが狭すぎた。 「ゆ? まりさ、ここせまいよ。これじゃゆっくりできないよ」 「そうだよれいむ。このおじさんがまりさたちをこんなところにおしこめたんだよ。おじさん、 ゆっくりしてないではやくまりさたちをここからだしてよ!」 「そうだよ、はやくだしてよ」 「どうしてつったってるの? ことばがわからないの? ばかなの?」 「ばかなの? おじさんばかなの?」 憤慨した!!! 「うらあっ」 押し込めたのは俺じゃねぇ! 俺はバカじゃねぇ! 男はちゃぶ台をひっくり返すようにケースを投げ上げた。 「ゆぶっ」 「ゆ゙あ゙あ゙ああぁ」 ケースは空中で勢いよく8回転した後、木製の床に落ちて盛大な音を立てた。 「こんのクソ饅頭がッ」 男の怒りはそれだけでおさまらず、大股にケースに近づいた。 「ゆぐっ…! おじさん…どうしてこんなことするの…ゆっくりやめてね…?」 ケースのふたが壊れて外に投げ出されたまりさは、男の形相に怯えて震える声でうったえた。 「おじさん、まりさとゆっくりし…」 だが、男はまりさの体をむんずと掴み上げると、思いきりぶん殴った。 「ゆぎゃんっ!!」 まりさの体は壁に叩きつけられて平べったくひしゃげ、ボタリと床に落ちた。 衝撃で頬の皮が破け、中の餡子が露出している。 「ゆ…ゆぶぅぅぅぅ……」 まりさがよろよろと起き上がると、破れた傷口から餡子が飛び出てしまった。 「あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙ばり゙ざのあ゙んごがあ゙あ゙ぁぁ!! どぼじでごんなごどずるの゙お゙お゙お゙」 まりさは涙や涎にまみれながら、歯茎をむき出してむせび泣いた。 「まりさ! まりさ! …おじさん、おねがいだから、まりさをゆっくりゆるしてあげてね!」 ふたの開いたケースから這い出たれいむは、さっきまで一緒に悪態をついていたことも忘れて まりさの命乞いを始めた。 だが、まりさは自分の命乞いをしてくれるれいむの気持ちを反故にするような言葉を発し始める。 「れいぶがわるいんだよぉおじさん! れいぶが…ゆっくりできないのはおじさんがばかだからって そういったんだよおぉぉ!」 このままでは殺されると感じたまりさは、すぐそれとわかるような嘘で男の注意をれいむに向け ようとした。 「ゆ!? ゆゆう!!?」 れいむのほうは、あまりに唐突なありすの言葉に、餡子脳が混乱して絶句してしまった。 「ゆぐっ、ぞうだよ、れいぶがわるいんだよ! ばりざはおじざんのごど、ごれっぼっぢもばがなん…」 「おら゙ぁ!」 「ゆがあ゙あ゙あ゙あぁぁぁ…ぶびゃ!!!」 まりさは男に蹴り上げられ、壁に叩きつけられて餡子を撒き散らした。 今度は打ちどころが悪かったようだ。 「ぐぽぇ…」 ボトボトボト。 口から大量の餡子を吐き出したまりさは、焦点の定まらない目をぐるんぐるんと回して倒れた。 男はおとなしくなったまりさをつまみ上げた。 「ごぷっ…ゆぐ…ゆぐ…ゆっぐじ…ざぜで…………ゆっぐじ…じだい…」 まりさはでろでろと餡子を垂れ流しながら、うわ言のようにつぶやいた。 口や傷から流れる餡子から、むあぁ…と甘ったるい臭気が上がる。 まりさの姿に、男もここへきて落ち着きを取り戻しつつあった。 「だんでぼ…ずる゙がら゙………ゆ゙る゙じでえ……ごろ゙ざな゙いでえ……」 「…もう悪態ついたりしないか?」 懇願するまりさを見て、男は念を押した。 「じばぜん…じばぜん…ゆ゙る゙じで……ゆ゙っぐじじだい゙……」 「…お前もしないか?」 さっきまでケースの中で一緒だったまりさに裏切られたり、そのまりさが殴られて蹴られて 瀕死の重傷を負わされる様子を見ていたれいむは恐怖と混乱で固まっていたが、急に男が自分を 振り向いたのであわてて我に返った。 「ゆ…ゆぇ!?」 「もう悪態ついたりしないか!?」 「ひぃっ! もうしません! ここでゆっくりしたいですうぅぅぅぅぅ!!」 「よし、じゃあ許してやる」 男はそう言って、涙やら涎やら傷口の餡子やらでぐちゃぐちゃになったまりさの体をつまみ上げ、 ケースを持ち上げてテーブルの上に据えなおした。 「ゆうぅ…ゆうぅ…」 いまだむせび泣いているボロボロのまりさと、震えているれいむの体をケースの隣に並べて置くと、 男は首をひねった。 「たしかにこのケース、小さいよなぁ」 男はケースと二体のゆっくりの大きさを見比べながらつぶやいた。 もはやゆっくりたちも狭いと文句を言うことはなく、言われるとおりにします、といった様子で うなだれている。 ふたも壊れちまったしなぁ…直るかな…?」 男は割れたふたをケースの上部に置いて、下から接着面を見上げた。 その時だった! まりさはそれまでの様子からは想像できない機敏さで、れいむの体を突き飛ばした。 ぐにゅ! 「うわっ!」 「ゆゆっ!?」 突き飛ばされたれいむは、ちょうどテーブルと同じ高さにあった男の顔面に衝突した。 体が饅頭でできているためか、れいむは男の顔面に張りついたままだった。 「こんなところじゃゆっくりできないよ! らんぼうでばかなおじさんはれいむといっしょに ゆっくりしねばいいよ!!」 なんと、今までの惨めな姿はすべてまりさの演技だったのだ。 傷は深かったが、体全体の餡子の量は致死量に至るほど失われてはいなかったのである。 こうして男がまりさを許して隙を見せるまで、まりさは演技を続けていたのだった。 「じゃあね! ばかなおじさんと、ばかなれいむ! まりさはもっとゆっくりできるところにいって ゆっくりいきていくよ!」 「ぐうぅ…」 「ゆっくりしね! れいむといっしょにゆっくりしね!」 すぐに逃げればいいものを、ご丁寧に口上を述べてからまりさはゆっくり逃げ出した。 「このやろう!!!」 男は顔かられいむを引き剥がすと、まりさを追って駆け出した。 小さなゆっくりと、大きな人間と。 まともに走って、どうして逃げられることがありよう。 男は簡単にまりさの逃げ道に立ちはだかった。 「このクソ饅頭…もう許さねぇ…」 「ゆぐ…ぐ……」 あれほど強気だったまりさは、恐怖のあまり再び泣き出した。 「ゆあ゙あ゙ぁぁぁんゆ゙る゙じでえ゙ぇぇぇぇ!! だだゆ゙っぐじじだい゙だげだっだの゙お゙お゙お゙」 まりさは歯茎を剥き出しにして、家も揺れんばかりな泣き声を上げた。 「ばじざはでいぶどい゙る゙の゙がい゙や゙だっだだげな゙の゙お゙お゙お゙!!! お゙じざんがでいぶを゙ お゙い゙だじでぐでだらい゙っじょに゙ゆ゙っぐじ…」 男はまりさを両手で持ち上げると、 「ふん!」 と両手の親指でまりさの体をぱっくり割った。 「あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙な゙んでえ゙ぇ!? な゙んでごどずる゙の゙お゙お゙お゙お゙お゙!!!!」 まりさは足のあたりを真っ二つに裂かれ、黒々とした甘そうな粒餡を露出した。 「い゙だい゙よ゙おっ!! でい゙ぶぅ!! でい゙ぶぅ!! だずげでえ゙え゙ぇぇえ゙ぇぇぇ!!!!!」 どれほど汚いのか。 二度も裏切られたれいむが助けに来るはずもなく、遠くでこの惨状を眺めているだけだった。 誰も助けてくれないまりさはぐちゃぐちゃに顔をゆがめながら絶望を味わった。 男は湯気でも吹きそうなくらいホクホクとしたまりさの餡子に顔を近づけた。 「ゆ゙ががあ゙あ゙あぁぁぶばああっぁぁぁぁあ゙っ!!!!」 途端にまりさは断末魔のような叫びを上げた。 「ずわ゙な゙いでっ! だめ゙えぇぇぇえぇばでぃざのあ゙んごずっぢゃだべえ゙え゙ぇぇ!!!!」 生きたままジュルジュルと体内の餡子を吸い出されていくおぞましい感触。 命の源の餡子を断続的に吸われるたびに、まりさは激しい苦しみに襲われた。 吸い出せる餡子が少なくなってくると、男は舌を伸ばしてまりさの体の中を舐め上げた。 「うゔっ…うぎゅゔっ! ……ぐ…ぶっ…! ぶゅぐっ…ぎゃびゅ! ………」 遠のいていく意識の中、男の舌で皮の内側を舐め上げられるたび、痛いような、くすぐったいよう な感覚が全身を走った。 9割ほどの餡子を男に食べられたまりさは、だらんと舌を垂らして白目を剥き出したまま ビクンビクンと痙攣を繰り返した。 「ぷはぁ…!」 男は真っ二つに裂かれたまりさの切り口から顔を上げた。 性格は言い表せる言葉も見つからないようなド腐れ外道だったが、餡子の味はなかなかのもの だった。 皮の外側のまりさの顔を見ると、白目を剥いたまま昇天していた。 カタカタカタカタカタカタ…… なにか硬質のものが打ち合わされる音がしたので見てみると、れいむが男を見上げたまま歯を 鳴らして震えていた。 「ああ…俺な…餡子が好きなんだよ。餡子"だけ"が好きで好きでたまらないんだよ…。もしも ナマ言ったり逃げたりしたら、お前もこいつみたいに中身だけ食い荒らすぞ」 男はヒラヒラと、ゆっくりまりさだったものの皮を振って見せると、それを生ゴミ入れに乱暴に 投げ捨てた。 「ゆぶぇ…」 れいむはその瞬間、恐怖のあまり口から一握りの餡子を吐き出して失神してしまった。 男はれいむをつまみ上げるとケースの中に入れた。 壊れたふたは、もう必要ないので捨てた。 終 続編 ~あとがき~ なんか目覚めたので書いてみた。 関連スレに感想くれたら嬉しい。 「虐待厨氏ね!」でもべつにかまわんよ。 耐性ついてるしガードも堅いから。 読んでくれた人、ありがとな。 ではまた~。 ~追記~ 一部に誤表記があったので訂正。 あと、アク禁で書き込めなかったのでここで。 感想と訂正箇所教えてくれたみんなサンクス。 このSSに感想を付ける
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ゆっくり小ネタW ※ゆっくり小ネタを2つ用意しましたが、それでも足りないくらいです。 ※激しいいじめでもないのであくまで燃料として使ってくれるとありがたいです。 ※本編には出てきませんが、前もって言っておきます。体つきれみりゃ嫌いです。豚は好きです。れみ豚は死刑☆ ゆっくり小ネタその一…『ゆっくり揚げ?』 お腹が空いたので適当に赤ゆっくりを箱から取り出す。 俺はゆっくりは嫌いだが自分が食べるものでもあるので腐りかけの生ゴミなどを餌にはしない。 野菜の残りが餌で良いというのはやはり人間側から見たゆっくりのメリットでもある。 但し、それだけだと只の甘ったるい饅頭。そのまま調理しても味は下の上。 だからこそ俺は定期的に痛い目に遭わせている。 それ以外は一切関わっていないが、ゆっくりは基本嬉しかったことを優先的に覚える。 そう、奴らにとって俺は美味しいお野菜をくれる良い人(利用できる人間とは思っていないようだ)と思っている。 つまり、嬉しい→苦しい→嬉しい→苦しいのサイクルを定期的に繰り返すことで、加工所に勝らずとも劣らずの味を誇っている。 「ゅ?おぢちゃんおやちゃいくれれぅにょ?」 「おぢちゃんれいみゅにおいちいおやちゃいちょうでゃい!!」 「おぢちゃんもゆっくちちていっていいにょ!!!」 忘れてた忘れてた。 心底腹の立つ発言を無視して俺は赤れいむのリボンに火をつける。 「ゅ”っ!!!??」 赤れいむの平均全力走行速度は大体1.3cm/秒。 火を点けたれいむを15cmの板にのせる。 「あ"あ”あ”あち”ゅい”い”いい”い”!!!」 「ゆ”っぐぢでき”ない”ぃいいぃ”いぃ!!!」 「こここここっちにおみじゅがあれぅよ!!!ゆっくちいしょぎゅよ!!!」 「「ゆっくちりきゃいしちゃよ!!!」」 れいむたちは鍋の方向へゆっくりなりの全力で走る。 先ほど言った通り赤れいむの平均全力走行速度は大体1.3秒/秒。 想定より早く9秒で鍋の中に飛び込んだ。 「これでゆっくぎゃあlっぁぁぁああ!!!!!」 飛び込んだ瞬間、鍋の中が真っ赤に燃える。 あらかじめ鍋の中に少量の油を入れておいた。 これで加工所で好評発売中の揚げゆっくりが―――――!!!! その後は悲惨だった。 後一歩で火事になる所だったこと。 肝心の赤れいむが黒こげでとてもじゃないが食えなかったこと。 慌てて鍋を掴んだおかげで火傷したこと。 そもそも揚げるということが分からなかった。油入れて揚げる奴に火を点ければいいのかと・・・ 今度、料理の本を買ってこよう。 ゆっくり小ネタその二…『ゆっくり擬似的立体音響』 一匹の まりさを てにいれた! 「ゆゆ!おにいさんさっさとたべものをわたしてでていくんだぜ!!」 この小生意気でだぜ口調・・・100%ゲスである。 僕はゲスを屈服させることが大好きだが今回は違ったことをしてみる。 さっきからごちゃごちゃ五月蝿いまりさに黒い目隠しで視界を奪う。 「ゆ!!!?おにいさんまっくらだぜ!!もうよるなのぜ!?」 それを無視して今度はちょっとした小細工を施した台車にスピーカーを乗せ、電源を入れる。 『ゆっくりしていってね!!』 「ゆっくりしていってね!!」 これには予めゆっくりの声を録音している。 そしてその声を認識した台車は・・・ゆっくりと回転した。 『ゆっくりしてぃってn・・・・・・りしていってね!ゅっく・・・ね!!』 「ゆっくりしていってね!!ゆっくりしていってね!!ゆっ・・・ぐぐり・・・」 おお、面白い面白い。 ゆっくりと台車を回転させているので目隠しをしていると音が自分を中心に回っているような感覚に陥る(実際回っているが)。 「ゆ”っ・・・ぐぐぐぐ・・・ねねねえねねええ・・・・ケロケロケロケロ」 その頭が回るような声に耐え切れず吐き出してしまった。 そんなまりさなど構わずに台車は回り続ける。 そして苦痛はそれだけではない。 ゆっくりは「ゆっくりしていってね!」と言われると、本能で返してしまう。 それを何回もリピートされると、何も出来ない。食事も出来ない。動けない。 つまり、餡子を全て吐き出すか、餓死するまで、ずっと返事だけの人生になってしまったのだ。 「それじゃあまりさ、『死ぬまでゆっくりしていってね!!!』」 「ゆっくりしていってね!!・・・ゆがががかあがかあ」 Happy End 昨日溜め込んだネタを一気に吐き出した。 溜め込んで吐き出したネタその他 fuku3427.txt ドキドキ!まりさのおぼうしかえしてゲーム このSSに感想を付ける
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ゆっくりデッドライジング3 ※これで最後。あんま長引かせてもだれるし。 こんにちわ、皆。 これで会うのは三回目だけどもうとっくにレベル50のフランクだよ。 突然だがくせぇ。 ゲロ以下ではないけど究極的にくせぇ。 原因はこれ。 「ズギマ! ズギバッ!」 鼻からどろっとした液体を流してるこいつ。 ああ、前回こいつに会ったんだけど俺の飯をタックルで奪いやがったのでぶん殴ったらこんなことになりました。 そしたら手がくさい。 おそろしいくらいにくさい。 「てりゃっ」 しかたないのでバールのような物で叩き潰すと、声も上げずに死んだ。 代わりに、とてつもなく臭いものがでろりと出てきた。 「うぐぇええええええっ、な、納豆だ!」 正直来れ食ってる奴の舌を疑う納豆。 日本人が主に食っているが、よく食えるなと小一時間。 だが、このドアノブみたいなゆっくりの匂いは他のゆっくりたちにも強烈らしく、みんな顔をしかめる。 「くそっ、汚いなぁ」 その時、ぐぅとおなかが鳴った。 そういえばこの納豆に叩き落されてから飯食ってなかったんだっけ。 手を洗い匂いをふき取ってから俺は食料を探した。 すると、ある一匹のみなれぬ金髪ゆっくりがゆっくりまりさを襲っていた。 「まりさぁあああああああああっ!!!」 「ゆ゛っ、ゆ゛っ、ふほぉおおおおおおおっ!!」 なんか気持ちの悪い液体にまみれて二匹が体をこすり合わせていた。 様子から見て交尾だろうか。 まぁ写真とろう(ファーンタスティック!)。 交尾を終えると、金髪ゆっくりはちがうゆっくりに飛びつき再び体をこすり合わせる。 性欲が有り余っているのだろうか。 気持ちが悪いのでとりあえず金髪を射殺。 「ぐべっ!」 醜い声を上げて頭から白い液体を流した。 俺はそれを指ですくって食べてみる。 「oh...クリームか」 どうやらこの金髪ゆっくりの体内にはクリームが詰まっているらしい。 その時、襲われていたゆっくりれいむが俺に近寄ってきた。 「おじさん! ありすからたすけてくれてありがとう!」 ありす。なるほど、あの金髪ゆっくりはありすというのか。 翻訳本のおかげでか、いくらかこいつらの言葉を理解できるようになった。 「ああ、そう」 俺は軽く受け流すと、さっき襲われていたゆっくりまりさの方へ行く。 見れば、まりさの体はさっきの2倍くらいに膨れていて、口の下の皮が盛り上がっていた。 なんでこうなったかは知らないが、とりあえず餡は詰まってそうなので食うことにした。 その時である。 「ゆ、ふぅっ、ゆ゛っ」 そのゆっくりが苦しそうにうめく。 すると、口の下の広がった皮の中心に穴があいた。 驚いて様子を見ると、穴の中からもう一匹のゆっくりまりさがいたのだ。 「ゆっくりー!」 勢いよく子まりさが出てくる。 俺はちょっとがっかりした。 せっかく大量の餡をゲットできると思ったのに……。 「ゆっくりしていってね!」 「ゆっくりしちぇいってね!」 まだ小さいからかうまく発音できていない。 ふと、俺はその小さなゆっくりまりさを見てある考えが浮かんだ。 こいつにも餡があるのだろうか。 ちょっとイライラもしていたので遊んでやろう。 「ヘイ! 君達」 片言だが日本語で喋ってみる。 ゆっくり達は俺を不思議そうに見ていた。 「ゆっくりしていってね」 「ゆっくりしていってね!」 俺が言うと脊髄反射で返してくる。 さすがだな。 「ちょっとそのかわいいちっちゃなゆっくりを見せてくれないかな」 俺は優しく語り掛ける。 だが、まりさは俺のことを知っていたらしく首、つーか体をぶるぶる振った。 「だめだよ! おじさんさっきまりさのなかまをころしたもん! おんじんでもさわらせないよ!」 なるほど、親クラスになるとまともな知能になるのか。 でも単純思考だから意外と利用できるかも。 俺は問答無用で子まりさを摘み上げる。 「ゆー♪ おそらとんでるー♪」 なんか楽しげにぷらぷらと動いている。 俺は玩具屋に入ってMEGAMANと書かれたテニスボールを打つ玩具の中にゆっくりを入れた。 「ゆー? くらいよ? おじさん、ままーどこー?」 まだ新しい世界に興味心身なのか、暗闇でもあまり怖がっていない。 だが、逆に親まりさは恐怖と怒りに燃えていた。 「なにするの! おじさん子ゆっくりを離してね!」 ほほう、離せと申すか。 もうテニスボールを入れる所に入ってるんだけどねぇ。 「よし、おじさんが悪かった。 出してあげるよ」 「ゆ! さっさと出してあげてね!」 助かるとわかったまりさは怒りながらも安堵していた。 俺は玩具をまりさの前に置く。 「ほら、ここ押すんだ」 「ゆっ、わかったよ!」 何も知らないゆっくりはボタンを押す。 するとカチンとばねの音がしたかと思えば、子まりさが勢いよく飛んだ。 「ゆうううううううううううううううううっ、ゆ゛ばっ!」 悲鳴を上げながら飛んでいき、最後は壁にぶつかる。 餡子は綺麗に壁に後をつけていた。 「どお゛じでえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!?!?!?」 何が起きたわからず混乱するまりさ。 だが、自分の子供が死んだ事を理解し、滝のように涙を流す。 「あーあ、殺しちゃった。おまえ自分の子供を殺すなよ」 俺が言うと泣きながら俺に反論する。 「ぢがう゛よ゛! ごれ゛に゛いれ゛だの゛ばおじざん゛だよ゛!」 「でもスイッチを押したのはお前だろ?」 「だっで! ごごおぜっでいっだも゛ん゛!」 「馬鹿だなぁ」 俺は魔理沙が押したスイッチの反対側にあるOPENと書かれたボタンを押す。 すると、パカっと玩具は二つに割れた。 「ここ押せば助かったのに」 「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!」 結局、自分が殺した事を理解して大号泣する母まりさ。 レイプされて生まれたとはいえ、子供には愛着があるのだろう。 しかし犯されて数分で生まれるとはこの生き物はすごいな。 そう思いながら俺は子ゆっくりの餡子を舐めた。 餡子に牛乳を混ぜたようなさっぱりした甘さが広がる。 これはこれでうまい。 「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!」 喚いて顔がぐちゃぐちゃになっているまりさ。 うるさいので蹴り飛ばす。 「ゆ゛っ、ぐっ」 転がった先にはれいむたちがいた。 「れ゛い゛む゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛!!!」 救いを求めて霊夢に擦り寄るが。 「きもちわるい! ぐしゃぐしゃなゆっくりはゆっくりじゃないよ!」 「きもちわるいまりさみたいなのはゆっくりしんでね!」 「どお゛じでえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!!!? い゛だい゛よ゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!!!!」 そして皆から突き飛ばされ、タックルされ、ふやけた皮からは簡単に餡子が漏れた。 「ゆぶっ、ぐちゅ、ぎゅう゛う゛……」 悲鳴を上げていた魔理沙も、途中で声が小さくなる。 俺はそれを見届けると、店を出た。 それから。 スパニッシュでボインなおねーさんと戦った後、実はプレスリーみたいな奴の妹だと知った俺はプレスリーみたいな奴の名前がカリート(CV.大塚芳忠)だと知った。 んでそいつがアメリカの食料問題がうんぬんかんぬんでゆっくりを作ったとかも言っていた。 んで、そのカリートがミンチにされそうな所で俺参上。 あ、ちなみに爆弾は解除しました。 「やめろっ!」 ちょっとかっこつけて俺は肉屋の店主に叫ぶ。 「ああ、ちょっと待っててね、今ミンチ作ってるところだから」 話かみ合わない。 しょうがないので頭を使う。 「そいつ腐ってて売り物にならないよ!」 「なにっ!?」 店主がミンチ機を止める。 「ハエたかってるだろ!」 「ほんとだ」 「じゃあこれつかえよ!」 差し出したのはゆっくりれみりゃ。 「こいつの頭豚肉と同じだからうめーぞ!」 「まじで!?」 カリート解放。 代わりにゆっくりれみりゃがミンチにされそうになる。 機械ががりがりと動き始めた。 「ばだじでよ゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!! だべじゃうぞお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!」 するとミンチ機がれみりゃの足を削り始めた。 「う゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!! い゛だい゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛!!!!」 どんどん体がミンチにされてゆくれみりゃ。 暴れるが固定されているので動けるはずも無く、無残なもとい、おいしそうな姿になってゆく。 「い゛だびぃべあいいぇいぼじょじょぶおあぶいぶあふぉぶあ!!」 ははっ、英語でおk。 顔辺りまで削れると何言ってるかわからんよ。 結局俺はサイコパスの肉屋はほっといてカリートを助けた。 すぐ死んだけど。 結局俺は脱出することにした。 屋上でヘリを待つ。 「おーい、助けにきたぞー」 ヘリのパイロットが相変わらずの笑顔で手を振る。 俺も手を振り返す。 すると(ここから先は面倒だからゲームやってね)。 しばらく俺は放心状態だった。 他に脱出する方法はあるだろうか。 その時、警備室のカメラにある物が映った。 ■■■ 「行くぞ! 今日こそあの饅頭共をくびり殺してやる!」 「sir yes sir!」 ついに軍隊が動き出したのだ。 M16を両手に抱えた男達が一斉にモールに入って行く。 「GO!!GO!!GO!!GO!!」 「ゆ?」 「ぽ?」 ゆっくり達が男達を見た瞬間。 全員蜂の巣にされた。 「わ゛がら゛だい゛びょお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!!!」 「ゆっぐり゛ぃっ!!」 各々悲鳴を上げながら死んで行く饅頭たち。 だが、怒った奴等は以外にも立ち向かう。 「ゆっくりしんでね! ゆっくりしんでね!」 「うおっ! 群れで来るぞ! ロックンロール(戦闘準備)!!」 男達は隊列を組んでしゃがむ。 向かってくるゆっくりに対して一斉放射した。 「ゆびょお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛っ!!!」 兵隊は班に分かれて行進する。 この兵隊達は知らなかったが、このゆっくり達はもはや子供でも殺せるレベルだった。 まさにこんなゆっくりにマジになっちゃってである。 「むきゅ!? むきゅう!?」 本屋にいたゆっくりぱちゅりーは異変を感じて店を出る。 すると、そこはゆっくりたちの死骸で埋め尽くされた地獄(ゆっくりたちにとっては)だった。 「むぎゅううううううううう!!」 悲鳴を上げてぱちゅりーは本屋に戻る。 だが、それを兵士は見逃さなかった。 「Hey! 逃がさないぜ饅頭ちゃんよぉ!」 まわりのゆっくり達を踏み潰しながら本屋へ向かう。 本屋の中に隠れたぱちゅりーは、落ちた本の中に隠れ震えていた。 「かくれんぼかい? こりゃいい、俺たちゃお前等にとっては鬼だもんなぁ」 ふと、兵士が一冊の本を見つける。 その本は不自然に震えていた。 「ハッハー! みーつけた! タッチだ饅頭!」 銃口をぱちゅりーに向けた瞬間。 兵士は吹っ飛び本棚にぶつかった。 「ぐっ!? なんだぁ!」 誰かが兵士に蹴りを入れたのだ。 そして蹴りを入れた男が仁王立ちになり、叫んだ。 ■■■ 「賢いゆっくりを守るため! 生まれてきたのがこの男! フランク様とは俺のことよぉ!」 漫画の台詞をそのまま使い、ちょっと恥ずかしい。 「あぁ?! ふざけてんのかてめぇこっちはぐんた……うおっ!」 銃を構えて脅しをかけてきた兵士を殴りつける。 さらに追い討ちをかけて得意のスタンピングをした。 これはもうゆっくりを踏み潰しなれたので大ダメージだろう。 「うぐっ、おっ……! 」 兵士は悶絶しながらも立ち上がる。 怒りに青筋がぴくぴくと動いていた。 「てめぇはよぉっ!」 拳を繰り出してくるが、それを俺は片手で受け流し、裏拳を食らわせる。 さらにひるんだ後、ジャンプして蹴りを食らわせ兵士を倒した。 気絶したのだ。 「大丈夫か」 俺はぱちゅりーを抱きかかえる。 やはりゆっくりの中でもこいつだけはいい。 その時、生き残りのゆっくりが本屋に入ってきた。 ゆっくりまりさだ。 「おじさん! わるいひとやっつけたらさっさとまりさもたすけてね!」 何を図図しい。 こいつは本気で好きになれん。 「ぱちゅりーで手一杯だからダメだ」 「ゆ! ぱちゅりーはうごけないやくたたずだからいらないよ! まりさをたすけてね!」 俺は翻訳本を取り出してまりさに見せた。 「やくたたずのぱちゅりーが読めるんだ、お前も読めるだろう」 「ゆ! あったりまえじゃない! ……ゆゆ?」 意気揚揚と本に向かうまりさだが、どう考えても読めるはずがない。 すると、いきなり怒って俺に八つ当たりしてきた。 「よめないよ! だってこれまりさがよめるじじゃないもん!」 読める字はなんだと聞きたいが、こいつには何を言っても無駄だろう。 俺はまりさの頭を掴む。 助けられると思ってまりさは歓喜していた。 俺はぱちゅりーを置いて、まりさを消火器に縛り付ける。 「おじさん! これじゃゆっくりできないよ!」 さらに俺は食料品店から油を持ってきて、周りにまく。 そしてもっていたライター。 それでまりさは理解したらしい。 「や゛べでよ゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!! ゆ゛っぐりでぎな゛い゛よ゛!」 俺はライターに火をつけて油のうえに落とす。 火は勢いよく燃え上がり、まりさの体を焼く。 「う゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!! あ゛づい゛よ゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!!」 俺はぱちゅりーを抱きかかえて急いでその場を離れる。 「う゛ぼえ゛ぁ゛っ゛!!!」 爆発音とともに、まりさの悲鳴が聞こえた。 いい気味だ。 ■■■ あれから。 俺はうんぬんかんぬんで脱出した。 ネタバレだけは避けたいのでオリジナルの脱出方法だ。 正直ゲームとストーリーがぜんぜん違う。 まぁそれはいいとして。 結局、モールにいたゆっくり達は全滅した。 兵士達の働きあってか、一日で仕事は終了。 ちなみに俺は、軍人を殴ったと言う罪に問われたが、しらをきり続けた。 結局、兵士が緊張状態に見た幻だったという事で可決した。 「おはよう、ぱちゅりー」 「むきゅっ、おはよう」 俺が言うと、ぱちゅりーは返してくれる。 こいつはあのゆっくり達みたいにわがままは言わないし、知能もあるので部屋のものは勝手に弄らない。 ペットとしては最高だった。 まぁ病弱なため、あまり無理はさせられないが。 「さて、今日一日の仕事を始めますか」 俺はある部屋の扉を開ける。 そこにはゆっくりれいむやまりさ、その他もろもろが大勢いた。 俺の登場にみな怯えている。 ゆっくりは全滅したんじゃないかって? それは『モールにいた』ゆっくりだろう? 俺はゆっくり達の生産性に目をつけ、加工所を開いて活動している。 誰かが野良ゆっくり達を捕まえて俺が金を渡す。 俺はゆっくり達を加工して食品として売り出したり装飾品を売ったりする。 「おら、今日はれいむだ。来い」 「い゛や゛だよ゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!!ぢに゛だぐだい゛よ゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!!」 悲鳴など知らず、俺は禍々しい機械のある部屋にれいむを放り込み、扉を閉めた あとがき 槍投げ このSSに感想を付ける
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ゆっくりCUBE2 ※登場キャラクターがちょっと変わり、罠を増やしました。 こんにちわ、上白沢慧音です。 まず皆さんに謝らなければなりません。 SOW、ではなくSAWでした。 SOWというのは作者がやっているFPSのネットゲームのことで、SAWとはなんの関係もありません。 ご了承ください。 さて、今回登場するのはまりさ、ありす、ぱちゅりー、めーりんです。 結果は明らかと思っているかもしれませんが生暖かい目で見てやってください。 まりさは目を覚ました。 辺りは鏡張りでできた奇妙な部屋だった。 そして周りには、同じく不思議そうに辺りを見回しているゆっくり達がいた。 「ここはどこ? ゆっくりできるの?」 そう、尋ねる。 すると、部屋にいたありすとぱちゅりーが反応した。 「いなかくさいけどまあまあゆっくりできるわ!」 「ほこりっぽいけどだいじょうぶよ」 そして、もう一匹。 「じゃおおおん」 「ゆ!? なんでグズめーりんがこんなところにいるの!? しんでね!」 まりさは汚い物を見るかのような目でゆっくりめーりんに叫ぶ。 それを見たありすとぱちゅりーも調子に乗る。 まりさは多少はかしこく、多少は力があるのでリーダーとされることが多い。 ありす達は本能的にそれに反応したのだろう。 「しゃべれないいなかものめーりんはしんでね! このよにいらないよ!」 「むきゅ! あなたがいるとどくしょのじゃまになるわ! きえてなくなってね!」 起きた途端罵声を浴びせられ、めーりんは訳がわからなかった。 だが、これだけは把握していた。 今自分がいじめられようとしていることを。 「じゃお! じゃおおん!」 自分は何もしてないと言っているのだが、まりさ達には伝わらなかった。 「なにいってるかわからないよ! きもいよ!」 「しょせんいなかものはくずね!」 「じゃまだからきえてなくなってね!」 三匹はめーりんに向かって体当たりを仕掛ける。 めーりんは体の皮は厚いが、戦闘能力は皆無に等しい。 実際戦えば強いのだろうが、この饅頭には戦うという知能がなかった。 「じゃお、じゃお~ん」 「きもいよ! なきごえきもい! きもいやつはこのよにいらないからしんでね!」 「いなかものすぎておなかがいたいわ! きたならしくしんでね!」 ゲラゲラと笑いながらぼこすかと体当たりを食らわせ、めーりんはボロボロになっていた。 その時、ぱちゅりーが叫び声をあげた。 「まずいわ! このへやどんどんみずがはいってきてる!」 それに反応して二匹はぱちゅりーが言った先を見た。 細い管から水が勢いよく噴出している。 川の流れとは違う勢いに、4匹は身の危険を感じ取った。 「あそこからでられるわ! いっしょについてきて!」 そう言ってぱちゅりーが先頭になってありすとまりさを率いた。 めーりんは厚い皮のおかげかたいした怪我はなく、表面だけがボロボロになっていた。 急いで3匹の後追う。 「じゃお?」 その時きらりと輝く一つの物体を発見。 気になって近づいてみる。 「めーりんがじぶんからしににいってるよ!」 「ばかのだいめいしね!」 三匹は嘲っているが、めーりんは光るものに夢中だった。 光るものは細長い棒のような形で、先端に歪な四角い突起があった。 めーりんはそれを口の中に放り込んで急いで部屋を出た。 4匹が向かった先には、ある一本の通路があった。 ゆっくり一匹分が通れるほどである。 「さっさといこうね!」 「まって!」 通路を通ろうとするまりさをぱちゅりーが止めた。 「なにがあるかわからないわ! このめーりんからさきにいかせましょ」 「そうだね! めーりんはどうなってもいいもんね!」 「ぱちゅりーあったまいいー!」 賞賛されるぱちゅりーは照れ隠しにそっぽを向いた。 めーりんは何も知らずに通路に入る。 一歩、また一歩と進んでいくが、何の気配もない。 「やっぱりだいじょうだよ! ぱちゅりーもいっしょにいこうね!」 「むきゅ、そうだったみたいね、ごめんねみんな」 「べつにだいじょうぶよ! とかいはありすはかんようだもの!」 そう喚いているときだった。 がちゃん、と機械が動く音がする。 瞬間、めーりんの真後ろに鉄のアームのようなものが壁に付いていた。 「じゃお?」 めーりんが不思議そうに見ていると、アームは横をすべるように進んでいく。 慌てて走り出し、通路を越えた。 「な、なんだぜあれは……」 「わからないわ でもくずめーりんにできてわたしたちにできないことなんてないわ!」 「ありすのいうとおりよ!」 三匹は最初アームに驚いていたが、やがて勇気を出してありすが行く事になった。 「ゆっ! とうぜんよ! れでーふぁーすとだもの!」 そう言って通路を進んでいく。 やがて再び機械音が聞こえた。 お構いなしにアリスが進んでいくと、いきなり体に衝撃が走った。 「ゆぶぇっ!?」 何が起きたかわからず、横目で見るとアームが自分の体を掴んで壁に叩きつけられている。 ぱちゅりーとまりさの悲鳴が聞こえた。 だが、それも自分の悲鳴で塗り替えられた。 「ぎゅぼお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛ごごっごごっごごっごがぎぎぎぎぎ!!」 アームが横にすべるように進む。 ありすを壁に張り付かせたまま。 摩擦でありすの体は摩り下ろされていた。 通路の壁にクリームの線ができる。 「ぎゃぎゅぎゅぎょげげげげげばっ! …………!!」 口を摩り下ろされ、何も喋れなくなる。 だが、残った目だけは痛みと恐怖を表していた。 アームが去った後は、ありすの折れたカチューシャと皮だけが残っていた。 「ありずう゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛!!! どうじでえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!!」 「むぎゅう゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛!! だんでぐずべーりんはだいじょうぶなのお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!?!?」 二匹は通路の入り口で擦り寄って怯えている。 しかし、そんな二匹を時間が待ってはくれない。 「むぎゅ、うしろからみずのおとがするわ! まりさ、がんばって!」 「やだよぉ! ばじゅりーがさぎにいっでよぉ!」 泣き叫びながらまりさはぱちゅりーを押し出す。 仕方なくぱちゅりーは通路を進んだ。 また、あの機械音が聞こえる。 その瞬間、ぱちゅりーは横っ飛びをした。 アームは彼女がいたもとの地点に叩きつけられる。 そしてそのアームにぱちゅりーは噛み付いた。 「むきゅー!」 横にすべるアームにしがみついてなんとか出口にたどり着く。 まりさはそれを見て、泣きべそをかきながら同じ事をした。 何とか渡りきったまりさは、めーりんに体当たりを食らわせた。 「どおじであのどぎじなながったの!? ありずよりおまえがじねばよがっだのに!」 「ぞうよ! どうじてあのとぎおじえてくれなかったの!?」 理不尽な事を言って二匹はめーりんに八つ当たりをした。 二匹にとって彼女はただの鬱憤を解消する道具でしかないのだろうか。 次の部屋は何もなかった。 ただ扉だけがおいてある。 しかし、ものすごい距離だった。 「なにかあるわ! めーりんさきにいきなさい! ほらぐず!」 ぱちゅりーがめーりんを突き飛ばして走らせる。 めーりんが部屋を歩いていると、地面が揺れた。 「なななななに!?」 「ぱぱぱちゅちゅちゅりりりー!! そらがおちてくるよ!」 見てみれば、天井が段々と迫ってくるではないか。 ぱちゅりーは誤算だ、と思った。 この距離ならめーりんが助かり自分達はつぶれてしまうではないか。 ならばどうすればいいか。 「まりさ、わたしをめーりんのいるところまでなげてね!」 「ゆゆ! そんなことしたらぱちゅりーとめーりんだけたすかるぜ! そんなことはさせないぜ!」 「ちがうわ! わたしがめーりんをなげとばすからめーりんになげてもらえばあいつだけしぬでしょ!?」 その言葉にまりさは顔を輝かせる。 「そうだぜ! やっぱりぱちゅりーはあたまがいいぜ! それっ!」 まりさはぱちゅりーの髪をくわえ、思い切り投げ飛ばす。 実際には勢いをつけて転がしているのだが、それでもぱちゅりーはめーりんの元へたどり着いた。 「ぱちゅりー! はやくめーりんをなげてね!」 「……ごめんねまりさ! このめーりんはほかのへやにもつかうからまりさはそこでしんでね!」 突然の裏切り。まりさは目を丸くした。 なぜ、さっきまで一緒になってめーりんをいじめていたのに。 「どおじでえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!!!」 「むきゅ! かんたんよ! まりさよりくずめーりんのほうがいうこときくしずっとりようできるわ!」 そう言ってめーりんとぱちゅりーは部屋を出て行ってしまった。 置いていかれたまりさは急いで出口へ向かう。 もう天井はすぐそこまで来ていた。 その時、ぱさりと何かがまりさの後ろで落ちた。 「ゆっ! まりさのぼーし!」 ゆっくりにとっては命に等しい帽子が天井に引っかかり落ちたのだ。 慌てて拾う、だがもうその行動のおかげで出る事は不可能になった。 「ゆぐぐぐ! おもいぜ! だれかだずげでね!」 助けを求めるが誰も返事をしない。 「ぼでがいでずう゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛!!! まりざをだずげでえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!!!」 今度は本当の悲鳴。 天井の重さに圧迫されて体にひびが入る。 溢れる餡子は目から、口から溢れていた。 「ゆびゅべべっ!! ぎぎぎっ!! だずげべぇ……」 ズシン、と音がして部屋は閉ざされた。 出口からは餡子が一筋流れ出た。 次の部屋は質素な部屋だった。 一本道の坂があり、その中を振り子のように鎌が通り抜けていた。 「めーりん はやくいきなさい」 「じゃおおおん!」 言われた通りに進むめーりん。 振り子が遠ざかったのを確認し、進もうとしたそのときである。 「えいっ」 「じゃぐぼぼぼぼっぼぼ!!?」 奇妙な悲鳴を上げてめーりんは真っ二つになった。 ぱちゅりーは彼女の髪を引っ張り、鎌の餌食にさせたのだ。 「くずなめーりんにはおにあいね!」 そう笑ったとき、ぱちゅりーはめーりんの死骸から輝くものを見つけた。 最初にめーりんが拾ったものである。 「きれいね、これはぱちゅりーのたからものにしてあげるわ」 そう言ってそれを咥えて外に出た。 だが、そこはまたガラス張りの部屋だった。 その奥から慧音が現れる。 「おめでとう、ゆっくりぱちゅりー」 張り付いたような笑顔で笑う。 「そんなことはいいからここからはやくだしてちょうだい!」 「わかったわかった、じゃあその鍵を渡してくれ。外に出るには必要だ」 ぱちゅりーはさっきの輝くものを吐き出す。 宝物がなくなるのは惜しい事だが、命には変えられないと思ったのだ。 「さぁ、出口はこっちだ」 「むきゅ! おねーさんありがとう!」 出て行くぱちゅりーを慧音は冷たい目で見送った。 外ではアナウンスが流れる。 『今回の優勝者はゆっくりぱちゅりーでした~! やはり頭脳派ですから生き残る確立はまりさと半々でしたかねぇ。 めーりんが最後まで生き残っていた事にも驚き! これだからゆっくりCUBEはやめられない! 換金は出口の方でしておりますので予想が当たった方はそちらへどうぞ~』 ■■■ 「むっきゅー! さすがわたしね!」 喜びながら森の中を駆け回るぱちゅりー。 見捨てた饅頭などどうでもよく、今は出られた事の嬉しさに酔いしれていた。 その時まりさの群れがぱちゅりーの前に現れる。 「まりさたち! わたしね! にんげんのわなからだっしゅつできたのよ!」 褒められると思った。 すごいねぱちゅりーとか、どうやったの!?とか言われると思っていた。 「そうだね! まりさたちのなかまをぎせいにしてね!」 「むぎゅ!?」 ぱちゅりーは唖然とした。 なぜ? 見られていたのか? ぱちゅりーは知らない、あれがマジックミラーだという事を。 そして参加者の家族にもそのショーを見せる事を。 「まりさをみごろしにしたぱちゅりーはしんでね!」 「ちね! ゆっくりちね!」 「じごくにおちろ!」 「むぎゅ゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛!!!!!!!!」 パチュリーの悲鳴が、森の中に木霊した。 あとがき。 生存確認。 登場させたゆっくりは全滅させる主義でしたが群れは殺せませんでした。 ゆっくりめーりんのやわらかさは紅美鈴のおっぱいのやわらかさと一緒だと思っています。 一応誤字については以前の後書きにも書きましたが慧音に謝らせました。 ごめんね、何でこんなに言うのかといえば英語の誤字は日本語の誤字よりめっちゃ恥ずかしいからです。 喫茶じゃ書き込めないんだよね そういやスレに報告できたの一回だけなんだよね 恐ろしい。 家庭の事情ですので沖になさらず。 このアフォが書いた作品。 霊夢の怒らせ方 ゆっくりデッドライジング1~3 霊夢のバイト 慧音先生とゆっくり ゆっくりCUBE ゆっくりと男 虐待おねーさん 書いた慧音のムチムチおっぱい:神社バイト このSSに感想を付ける
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※虐待SSです。れいむと赤ちゃんれいむの虐待注意 ゆっくりのいる時間 家に帰るとれいむがいた。 「ゆっくりしていってね!!」 おかしいな、鍵をかけたはずなのに。 「ゆっくいちていってにぇ!!」 あらあら、れいむの後ろからにょきっと小さな饅頭大の赤ちゃんれいむが現れたぞ。 こいつは面白い。さっそく虐待しよう。 「ゆ!やめてね!れいむをたすけてね!」 「おがーぢゃーんぎょわいよぉお!!」 れいむ親子を透明な箱にさっそく入れる。 れいむはのっぺりとした顔、ぎょろりとした目、ぷくぅーとしたほんのり赤い頬、 つり上がった眉、ダンベルみたいな髪、そして猫を真似たようなリボン、 どれを取っても不快だ。 赤れいむは手に持ってもてあそぶ。 「ゆ”ゆ”・・・」 ふるふるしている赤れいむは正直、可愛い。 「ゆ!やめちぇくだしゃい!やめちぇくだしゃい!」 いっぱしに謝ることはできるようだ。 「そっそうだよおにーさん!ゆっくりかわいいれいむのあかちゃんをこっちによこしてね!!」 ?今「ゆっくりかわいいれいむのあかちゃん」と言ったな。 かわいいのは「れいむ」ともとれるし「れいむのあかちゃん」とも取れる。 通常ゆっくり虐待では虐待に都合のいいようにゆっくりの言葉を受け取るべきだ。 したがってこいつはかわいい自分のために赤れいむをよこせと言っている。 「何てカスだ」 「ゆ”っん!?」目を白黒させたれいむの頭に赤れいむをねじこむ。 「ゆぶ!ゆぎぇぎゃぎぇげ!あーびヴぁー!!!」 れいむの皮は弾力性があるが頭は弱いだけに柔らかくすんなりと赤れいむを挿入することができた。 れいむの目は焦点が定まらず、舌をだらしなく垂らし、小刻みな痙攣をおこしている。 「ゆっゆっゆくーち♪ゆめーはゆっくゆっくゆくーち♪ぷぅ!」 おやおや、気が触れてしまったようだ。れいむも案外精神が弱いんだな。赤れいむはせっかくだから殺さず取り出そう。 ズブブ 「むぽきゅりー♪のうのうのう!めいぇあー!りゅりゅりゅりゅりゅりゅ」 スポン! 「デニムの濃淡があああああ」そうとしか聞こえない奇声を発したれいむはよだれを垂らして横たわる。 なんにせよ無事赤れいむを取り出した。 「っ・・・!!ヒック、・・・!!!うわあああああん!!!うわあああああああん!!!!ごわぎゃっだじょーーーー!!だーべちゃーやだああああ!!」 どっかで聞いたことのあるフレーズだな。珍しい。捕食種の気分が分かるものなのだろうか? 私は一言、 「むっきゅん☆」 と言ってやったら 「・・・???おじしゃん、ひょっとしてぱちゅりいにゃの??ぱちゅりー!!!おにょれぱちゅりーーーーー!!れいむをおぎゃーぢゃんをがえぜええええ」 と怒りの形相で迫ってきた。といっても手の平の上でぽよんぽよん飛び跳ねる程度なので無害。 しかし、飾りよりも言葉で種を区別しようとしてるのか。ゆっくりのまた新たな一面を見つけた感じだ。 「ゆ!!でいぶのせいじゅんながらだがあああああ」 赤れいむはれいむの餡子の中にいたせいで狂ったようだ。潰してゴミ箱に二匹を早く処理しよう。 このSSに感想を付ける
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ゆっくりくずまんじゅう ※若干うんうん注意 赤ゆっくりいじめです 私は里で和菓子の店を営んでいる。 店の名前は水逸(すいいつ)という。創業当時からの名前だ。 断じて「すいーつ」と読まないでいただきたい。断じて。 今回は新商品のお披露目ということで、射命丸 文さんが取材に、来ていない。 「流石は人気店、厨房も充実していますね。おお老舗老舗。」 今私の目の前にいるのは、射命丸さんの使いのきめぇ丸さんだ。 「・・・・・。」 内心の落胆を隠せているかどうか。これが本物の文さんだったら私は・・・・! 「どうかしましたか?」 「いえ。」 きめぇ丸という種はゆっくりでありながらその高い知能により、 このような仕事も任せられる程に人間と共存出来ている。 そう、ゆっくりだ。 ゆっくりの登場は、幻想郷の甘味事情を一変させた。 タダ同然で餡子やカスタードが手に入るようになり、 従来より安価な菓子が大量に作られるようになった。 その為、多くの甘味店(ゆっくりを前面に押し出した店も多い)が雨後の筍の如くに興った。 最も、ゆっくり加工場が出来てからは野生のゆっくりを直接捕まえ 即調理ということはほとんどなく、加工場印の餡子を仕入れる。 加工場では野生のゆっくりを捕まえるだけでなく、 施設内で養殖、更に品種改良まで行っているという。 こうして、加工場を中心にゆっくりが取引されるという構造が出来上がったのである。 だが、私から言わせてもらうなら・・・・ ゆっくりにだけ頼っているようでは、和菓子職人としては二流だ。 餡子は何で出来ているか? (最近はゆっくりからしかとれないと思っている子どもが増えているらしい・・) 無論、小豆だ。 自分の足で小豆の農家へ出向き、指と目で豆を選び、舌を頼りに味付けして、 納得出来る味に仕上げてこそ、和菓子を語るに足りる。 しかし・・・今回私はゆっくりを使った和菓子を作ることになった。 このような運びになっているのは加工場からの依頼がきっかけである。 『里屈指の老舗である水逸さんに新商品開発を協力していただきたい。 条件は一つだけ。ゆっくりを使ったものであること。』 自分の店でゆっくり菓子を出すことなど毛程も考えないが、 私も和菓子職人の端くれ、新しい菓子を作ることには興味を禁じ得ない。 更に、今回の仕事を成功させることは、私の精進の足しにもなるのではないか。 そう考えた私は、試行錯誤の末、今日の文々。新聞の取材を受けるに至ったのである。 「では、作業に移ります。」 「どうぞどうぞ。」 まず私は、今回の「材料」の入ったかごのふたを開ける。 すると。 「・・・ゆっ!!やっちょでりゃれりゅんだじぇ!! じじいはまりしゃしゃまたちにごはんもっちぇくるんだじぇ!!」 「あまあまのにおいがしゅるよ!!ここをれいみゅたちの ゆっきゅりぷれいしゅにしゅるよ!!じじいはでちぇいってね!!」 「これはこれは。威勢のいいのが手に入りましたね。」 「・・・・はぁ。」 これだからゆっくりは嫌なんだ。 試作段階でゆっくりを相手にしてきてわかったのは・・・・ 最近ではおとなしく、利口で純粋なゆっくりはペットとして飼われる事が多いため、食用にま わされるのは馬鹿だったり、俗にゲスと呼ばれている種類が大半を占めているという事だ。 ゆっくり料理専門店の料理人などはある意味尊敬する。 いまだかごの中でゆぅゆぅ生意気言っているのは、今回の製品に合わせた ピンポン球サイズの10匹の赤ゆっくり達だ。れいむ種とまりさ種が半々である。 昨日加工場から送られてきたものを一晩放置したものだから、口々に餌を要求してくる。 挙句、かごの中はゆっくり達の排泄物(彼らは「 うんうん」と呼んでいるらしい)が散乱している。 実際、これは古い餡子らしいから下ごしらえとして好都合な訳であるが。 「じじいはれいみゅのうんうんでもたべちぇね!!しょしたらゆりゅしてあげりゅよ!!」 「「「たべちゃね!!」」」 きめぇ丸さんはこれらの様子をパシャパシャとカメラにおさめている。 私はゆっくり達を掴むと、流し台の桶に入れていく。 「ゆ~~~♪おしょらをとんでるみた・・・じじい!! ここはさっきよりもしぇまいよ!!ぷんぷぷぷぷ!!!」 騒ぐ口に水流を浴びせてやる。 「がぼがぼ!!」 「ちゅめたくてきもちいよ~~~!!」 饅頭達を洗う手をそのまま握り込みそうになるが我慢。 射命ま・・・きめぇ丸さんだって見ているのだ。 洗い終わったら、ふきんの上で水気を切る。 「ぷりゅぷりゅぷりゅ!!!」 風呂上がりの犬とかがやったら可愛い仕草も、こいつらがやると苛立ちしか感じない。 「「「「しゅっきりーー!!」」」」 「つぎはごはんなんだじぇ!!ふろのあとはごはんを よういしゅるとしょうばがきまっちぇいるんだぜ!!」 私はお前の嫁か。 私の嫁はあや、何でも無い。 さて、いよいよ本格的な調理だ。 一匹の赤れいむを手に取る。 「おしょらをry」 そして、おもむろに顔の側面から。 「ゆ~~♪ゆゆゆ”!!」 包丁を入れる。 絶叫。 「ゆっぎゃあああああああああああああああ!!!!」 「「「でいぶ!!!」」」 そのまま桂剥きの要領で背中の方へと刃を進める。 「ゆぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎ!!!!」 「やべじぇあげでね!!いぢゃがっでるよ!!!」 「やべでばやぐゆっぐりじゅるんだぜえぇぇ!!」 抗議の声などどこ吹く風。もう慣れた。 「いい絵です。」 苦悶のゆっくり達にとっては場違いなシャッター音が連続する。 目と口を傷つけないように刃が一周した。 「かぴ・・・かひぃ・・・」 剥かれた赤れいむの体は丁度破れ饅頭のように 薄皮だけを残して、黒々とした餡子が透けている。 きめぇ丸さんがふいに剥けれいむに顔を近づける。 「ふぅー」 「ばびぃっ!!!ばびびびびびび!!!」 「おお、まるで痛風ですね。」 吐息さえも激痛らしい。 もちろん吹いた瞬間の彼女は脳内変換されて私の記憶におさまった。 残るは9匹か。 ボウルに手を伸ばす。 「ま”ま”ま”!!ま”りしゃじゃなくてこっちのれいみゅがやりたいっていってるぜ!!」 「どぼじでぞんなごぢょいうのおおおおぼぼ!!」 ゲス赤まりさの帽子を取り上げる。 「ゆ”!!おぼうじがえじぢぇ!!」 帽子を追って飛び上がったところを反対の手でキャッチ。 「次はお前だ。」 「ゆぐ・・・・ゆぐぐ・・・」 剥き終わった10匹を机の上に並べると、私は次の作業に移る。 鍋に水を張り、その中に白い粉末を入れる。これが今回の肝だ。 更に砂糖を加えてかき混ぜ、ざるでこしたものを火にかける。 「素晴しい表情ですね。」 背後ではきめぇ丸さんが哀れな餡子玉10個を撮り続けている。 「そうだ。」 どこから持ってきたのか、彼女は鏡を10匹の前に置く。 「びふぉーあふたー」 「「「ぱ・・・ぱぴぷぺ、ぽおおおおおおおおおお!!!」」」 「べびびゅのやわはだがあああああ!!」 「ぎょんなのずーばーはんしゃむばりざざまじゃないんだぜええええ!!」 「おお、劇的劇的。」 阿鼻と叫喚の混声合唱な背後をよそに、鍋の中では変化が起こっていた。 水に徐々に粘り気が出てきて、色も透明から白っぽい半透明へと。 ここからは焦がさないようにへらでかき混ぜる。 「よし。」 鍋を火からあげておき、今だ叫び続けている10匹に向き直る。 調理ばさみを手に取ると、ゆぐゆぐ泣いているれいむの口に突っ込む。 「ぼうやみぇで・・・」 すぱっ。 舌を根元から断ち切る。 「!!ひゅひゅ!!!ひゃふぇてふゅふぇへへへ!!」 喉の奥で刃先をぐりぐりと回す。 「~~~~~!!!~~~~~!!!!」 これで、れいむの口はものも飲み込めないし、声も出せなくなった。 「あ”あ”あ”あ”あ”あ””!!!!」 「でいみゅのびせいがあああああ!!!」 騒ぐ残りにも全く同じことをする。 「「「~~~~!!!~~~~!!!!!!!~~~~~!」」」 「随分静かになりましたねえ。」 ゆっくりをゆっくりさせないことが至上である きめぇ丸さんは悲鳴が聞けなくなって少し残念そうだ。 「これからもっと面白いものが見れますよ。」 その後、5匹ずつにゆっくりを分ける。 片方は放置し、もう片方のゆっくり達の目を、匙で抉る。 口も同様に、ごっそり抉る。 5匹の顔は3つの穴が空いて丁度ボーリングの玉のようになった。 この間も、5匹は小刻みに痙攣している。 その空洞に餡子(自家製)を詰め、小麦粉で薄く覆っていく。 「これは・・・」 きめぇ丸さんも感嘆?している。 のっぺりと更地になった5つの震える顔面がこちらを向く。 そこへ、用意しておいた焼き鏝を押し付ける。 じゅ~っ。 一際大きく震える5匹。 鏝を外すと、そこには _,,....,,_ -''" `''ヽ | ;ノ´ ̄\ \_,. -‐ァ __ _____ ______ | ノ ヽ、ヽr-r'"´ (.__ ,´ _,, '-´ ̄ ̄`-ゝ 、_ イ、_,.!イ_ _,.ヘーァ'二ハ二ヽ、へ,_7 'r ´ ヽ、ン、 rー''7コ-‐'"´ ; ', `ヽ/`7 ,'==─- -─==', ir-'ァ'"´/ /! ハ ハ ! iヾ_ノ i イ iゝ、イ人レ/_ルヽイ i |!イ´ ,' | /__,.!/ V 、!__ハ ,' ,ゝ レリイi (ヒ_] ヒ_ン ).| .|、i .||`! !/レi' (ヒ_] ヒ_ン レ'i ノ !Y!"" ,___, "" 「 !ノ i |,' ノ !'" ,___, "' i .レ' L.',. ヽ _ン L」 ノ| .| ( ,ハ ヽ _ン 人! | ||ヽ、 ,イ| ||イ| /,.ヘ,)、 )>,、 _____, ,.イ ハ レ ル` ー--─ ´ルレ レ´ 小生意気な笑顔の典型的「ゆっくり」の顔が浮かんでいた。 もはや焼き鏝に失礼な刻印だが、加工場からの注文だから仕方ない。 「次で最後の工程です。」 「いよいよなのですね。」 私は10匹の飾りを外す。どうせ食べられないのだが後でつけ直すのでとっておく。 先ほどの鍋の中から、まだ熱い半透明の液を一匙、まな板に広げる。 その上に、顔を整形していない方の赤まりさをのせる。 「~~~~~~~!!!(あぢゅいいいいいい”!!!)」 声は出ないが顔の動きから熱さで相当苦しんでいることがわかる。 少し待って、膜状に固まった半透明の皮で、赤まりさをくるむ。 ちなみに、ゆっくりの口内を破壊したのはこの皮を食べないようにする為だ。 丸まったそれを、氷水を張った桶の中に入れる。 ちゃぽん。 「ご主人、これは・・・」 きめぇ丸さんにもわかってきたようだ。私が何を作っているのか。 そうこうしているうちに、最後の一個が氷水に沈んだ。 (ざざざざざざびゅい・・・ざぶういよぉ・・・) 寒さに震えるもの言わぬ饅頭達が、震えて氷をからん、と鳴らす。 「完成です。」 10個の饅頭を、皿へと並べる。 「おお・・・・」 「ゆっくりしていってね!!!」と言わんばかりの憎たらしい表情と、 白目をむいた醜い表情を、半透明の艶やかな膜ーー葛が覆っている。 「これが新製品、『ゆっくりくずまんじゅう』です。」 「クズ饅頭に葛の化粧とはこれいかに。」 今一度シャッターを切る音が響く。 「お一ついかがですか?」 「よろしいのですか?」 「ええ、きめぇ丸さんがゆっくりさせなかった おかげで、いい仕上がりになっていると思いますよ。」 「では、お言葉に甘えて。」 きめぇ丸はれいむを手に取り、リボンを外して口に入れた。 ひんやりとした葛の下から、責め苦で甘みとコクが増した餡子が溢れる。 (あんこでじゃううう!!・・・い、いぢゃいよぼ!!べびぶだべないでぽぉ!!) まだ生きているその体は痙攣し、葛のぷるぷるとした食感と相俟って実に心地よい。 (ゆ”っ・・・・ゆ”) 清涼感と甘さ、今までに無い食感がそこにはあった。 「素晴しい。私も舌が肥えた方ではありませんが、これは・・・」 「ありがとうございます。」 きめぇ丸さんからの賞賛に、私は歓喜した。 (やったよ文さ・・・) 「き!め!ぇ!丸!!いやこれは、 う!め!え!丸!!!!!」 ぶぅぅぅぅぅぅぅん・・・ 「その動きはだめえぇぇぇぇ!!」 『ゆっくりくずまんじゅう』の売れ行きは好調である。 文々。新聞での大々的な宣伝が効いたようだ。 更に、「虐待派」が存在するゆっくりならではの特別な商法も功を奏した。 普通に「葛饅頭」を想像してきた人には焼き鏝笑顔の饅頭を。 「クズ饅頭だと!?それは一体どんな食い物だゲァハハ!!」 というちょっとアレな人には天然顔芸の苦悶饅頭を。 流石は加工場、求められるものがわかっているというか。 かなりの個数が求められる今でさえ、私が一個一個手作りをしている。 無論、私の店には置かないし、店の商品の 仕込みもあるので激務と言えば激務なのだが・・・。 現に仕込み中の今、足下に固定した親れいむを思いっきり、蹴る、蹴る。 「ゆっ!!ぶっ!!がぼっ!!やべでえええええ!!! あがじゃんがえじでねえええええええええ!!!!」 私も、目覚めてしまったようだ。 〈fin〉 あとがき 前々からやりたかった料理ものです。もはや何番煎じかはわかりませんが・・・。 この後加工場へ「顔が笑ってるほうが旨いのは何故か?」という質問が来ますが、 それはこの職人さんお手製の餡子が目と口を埋める時に使われてたからで、 それを知った職人さんは自分の腕も捨てたもんじゃないなと少しほっこりしたりします。 全ての虐待ファンの方に感謝を。 またお目にかかる機会があったらよろしくお願いします。 今までの作品 紅魔館×ゆっくり系8 ゆっくりゃバーガー 虐 ゆっくり加工場系18 ゆっくり連環腿 虐 薬 道 慧音×ゆっくり系5 ゆっくり奇々怪々(上) 慧音×ゆっくり系6 ゆっくり奇々怪々(中) 慧音×ゆっくり系9 ゆっくり奇々怪々(下) その他 にちょりは仲良く暮らしたい。 ゆっくりいじめ小ネタ213 ゆっくり鞭打 by 少女Q